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参院選公示

 先日エントリをあげた「ものもらい」の方言は、ロート製薬の調査がすでにあるようです。ロート製薬では、ものもらいを麦粒腫のみをさす(霰粒腫は含まない)ものとして使っていますね。

 ■ ものもらい(麦粒腫)の呼び方

 24日に参議院選挙が公示になりましたが、今回の選挙について有権者が強い関心をニュースを持っているとの報道に接して、ぴーこは、関心は高くても投票率じたいは下がったりして、と直感的に思ったのでした。だって、違いがよくわからない政党がたくさんあるのですもの。

 行動経済学の分野ではよく知られている話なのだそうですが、スーパーでのジャムの試食を素材に選択肢の数が購買行動にどう結びつくかを調査した実験結果があります。近代経済学で暗黙の前提となってきた、選択肢は多ければ多いほどよいという考え方の反証になるもので、イェンガーとレッパーという人が行った実験だそうです(以下、友野典男・行動経済学213-14頁からの孫引き)。
 スーバーマーケットで6種類のジャムと24種類のジャムをテーブルに並べて、1ドルの割引券を渡し買い物客に試食してもらった。6種類のジャムの陳列と24種類のジャムの陳列は1時間ごとに入れ替えた。
 陳列テーブルのある通路を通りかかった242人のうち40%が6種類のジャムの陳列を訪れたのに対し、60%の客が24種類のジャムの陳列を訪れた。つまり、最初はジャムの種類が多い方が魅力的なのである。
 しかし、6種類のジャムの陳列テーブルを訪れた客のうち実際に購入したのは30%であったが、24種類のジャムの陳列テーブルを訪れた客のうち実際に購入したのはたった3%にすぎなかった。消費者は、多様な選択肢が用意されている方に魅力を感じるが、結局、選択肢が多すぎると決定ができないようである。

 高級チョコレートを使って同じような実験を行い、同じような結論が得られたそうですが、たしかに、私の日常的な感覚には一致します。

 茶太郎は、駐車場に空きスペースがたくさんありすぎると、どこに止めたらいいのかわからなくなって呆然とし、私に「どこに止めよう」と聞いてきます。私は、駐車スペースに関してはけっこう迷わずすっと止められるので、「好きなところに止めればいいじゃん」と冷たく言い放ちます(笑)。
 しかし、かく言う私も、軽井沢の目抜き通りにあるジャム屋さんで、あんまりたくさん商品がありすぎてお土産にするジャムを選ぶのに四苦八苦しましたし、先日友人と旅行に行った上田の駅前のやはりジャム屋さん(みすず飴)でも、おいしくてちょっと変わったジャムがいろいろあったので、試食用のスプーンが使い捨てでないことも手伝って、決定までにこれでもかというくらい試食をしまくりました。私の場合、軽井沢でも上田でも「絶対に買って帰る」という前提があったので何とか購買行動に結びつきましたが、そういうしばりがなかったら何を買うか決められなかったかも。

 もちろん、経済行動と政治行動をいっしょくたにして論ずるのは乱暴なんでしょうけれど、投票率がどうなるか、いろんな意味で興味があります。比例区に届出をした政党の数は12だそうで平成4年の38と比べればずいぶん小さいですが(2004年が8、2007年が11)、今回は自民から分派した政党がいくつもあって、わけのわかんない正体不明な泡沫政党がいっぱいあるのとは違うでしょうから、リアルな感覚としては選択肢が増えたということになるんじゃないかと感じています。それがどう出るのかちょっと楽しみ。
 でも、12というのは24の半分ですから、決断の支障となるほどの大きな数字でははないのかもしれませんね。個人的には、投票にはできるだけ行った方がいいけどなあ、と思っていますが。
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by thebrandywine | 2010-06-26 23:41 | どうでもいいこと

茶太郎+ぴーこのおばかな日常: ぴ「うりゃー!」 茶「ぐぇぇぇ~」


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