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東京一周

 今日は、五反田と上野へ出かけました。

 五反田で仕事をしている友人と久しぶりにランチ。食事の後、彼女の職場の敷地内にある樹齢200年の大きな大きなフウの木に包まれたり、明治時代の洋館を見学したりしながらおしゃべり。あっという間でしたが楽しく過ごしました。

 その後は、東京芸大の美術館に行き、開催中の「金刀比羅宮 書院の美」展と、同時開催の「芸大コレクション展 歌川広重《名所江戸百景》のすべて」を見てきました。
 「金刀比羅宮」展のほうは、金刀比羅宮の書院を(複製も用いながら)可能な限り再現したもの。お寺などに行っても、薄暗く、しかも入り口から距離をおいた状態でしか見られない襖絵が、室内にいる状況で見られて、普通の美術展とは違った楽しみがありました。ちなみに、複製画は、写真撮影したものを(協賛企業のキヤノンの)プリンタでプリントアウトしたもの。説明書きを読んでびっくりしましたが、書院の各間の雰囲気を味わうには何も違和感はありませんでした。
 今回の展覧会は若冲の名前にひかれて行ったものなのですが、若冲の襖絵は「花丸図」の一室のみ。襖1枚あたりに植物が10種、秩序正しく配列されたものでした。植物の様子が端正かつビビッドに再現されていて、もちろんとても素敵で、あふれ出す色彩に、足を踏み入れた瞬間に「おおー」と思いましたが、若冲ならではのデザインの妙味や自由奔放さにはやや欠けているように感じました。やはり、5月に見た京都・相国寺での「動植綵絵」の印象がそれだけ強烈だったということでしょうか。
 (余談になりますが、この手の作品(動植物を生き生きと描いた江戸期以前の日本画)を見ると、「この画家にカメラを持たせたら、どんな写真を撮るのだろうか」と思うことがしばしばあります。5月の下旬に京都の相国寺で「動植綵絵」を見たときには、このいつもの問いがぶっ飛んでしまい、「いや、この人は目の前にカメラがあっても、やはり絵筆を選ぶのだろう」と確信したのでした。)
 今回楽しんだのは、応挙の「虎の間」。
 襖に描かれた虎たちは、表情もしぐさもとてもユーモラス。本当に生き生きとしていました。いまにも鳴き声が聞こえてきそうなほど(ただし、鳴き声は「ニャー」)。近くで鑑賞していた奥様連れが「実物の虎を見たことがないから、猫を観察して、あとは想像で描いたらしいわよ」とおっしゃっていましたが、なるほど、という感じでした。足をふんばりのっしのっしと向こうから歩いてくる虎、どこかで見たことがあるな~と思ったら、岩合光昭が、雪原の中を歩いてくる飼い猫「海ちゃん」を写したものとそっくりなのでした(笑)。むくむくのころころでかわいいっ!
 なんだか愛着がわいてしまって、クリアフォルダだの、冷蔵庫のマグネットだの、ミュージアムショップでいろいろ買い込んでしまいました。
 「金刀比羅宮 書院の美」は、9月9日まで開催しています。一般1,300円(ちょっと高いかな)。

 上野から再び山手線に乗り、今日は結局、内回りで山手線をぐるりと一周しました。一周するのは初めての経験です。新橋や有楽町あたりで、ビルの切れ目から国会議事堂や皇居の森が見えたりして「ああ、東京に来たんだー」と、おのぼりさんモードの1日でした。

 おまけ。山手線の車内で見かけた女性の話。
 乳母車に乗せた赤ちゃんを連れていた女性が、胸の谷間がばっちり見えるような襟ぐりの深いチュニックを着ていて、「キャミソール着ればいいのにー」と思っていたのですが、その彼女が手に持っていたiPodを格納した場所がすごかった。なんとブラジャーの中! iPodは胸の上に固定。まあ、たしかに出し入れするのに便利な場所ではありますが・・・・。
 私の場合、格納スペースには大いに余裕がありますが(爆)、入れた物がカパっと落ちてしまいそうなのが難点。目が点になりながらも、「う、うらやましーぜ」と思ってしまったのでした。おしまい。
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by thebrandywine | 2007-07-18 23:59 | 近くにお出かけ

茶太郎+ぴーこのおばかな日常: ぴ「うりゃー!」 茶「ぐぇぇぇ~」


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