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上村淳之展

 先日の花粉症爆発は、薬を飲んだらおさまり、「水も滴るいい女」から脱却いたしました。……というような記事をあげようとして気づいたのですが、去年もアタクシ同じようなことをしておりました。ぜんぜん進化していません。今年は消火活動を開始するのが遅かったからか、昨年よりも鎮火に時間がかかりました。やはり初期消火が肝心。

 さて、きのうはこの時期にはうれしい雨降りでしたが、ずいぶんと久しぶりに、都心へバードウォッチングに出かけてきました。シギチなどの水鳥中心です。場所は日本橋、といっても日本橋川で何かを眺めていたわけではなく、出かけたのは三越です。鳥は鳥でも、絵の具で描かれた鳥たちで心の洗濯をしました。
 上村淳之の鳥たちは、何かを訴えかけてくるわけでもなく、圧倒的な迫力で迫ってくるわけでもなく、ただ穏やかに、あるがままに、そこに息づいていました。絵を見ているうちに、自分が紙上の鳥たちに同化して、やわらかな日の光や月の光の中で、さわさわという風の音に耳をそばだててながら季節の移ろいを感じているような気持ちになってくるのです。そして、鳥たちのまなざしの先にあるはずの世界。父・松篁の意匠を凝らした作風とは違いますが、何とも言えない暖かみと広がりがあります。松園・松篁・淳之の上村三代の絵を初めて知って以来、とりわけ淳之の動物画に惹かれてきたのですが、その理由は淳之の言うところの「リアリティ」と「余白」にあるのかもしれません。
 きのうは、もともとは知り合いの個展に出かける予定だったのですが、一緒に行く人の体調不良でキャンセルになり、「せっかく出かける予定にしていたことだし、それなら」と、日程的に優先順位を下げていたこの展覧会に行くことにしたのでした。ラッキー。

 上村淳之展は、日本橋三越本店で明日16日まで(入場料は800円ですが三越カードがあると同伴者1名まで無料になります)。パリ三越エトワールで2007年10月~12月に行われたものの凱旋展覧会。このあと、福岡三越(3月22日~3月30日)と名古屋三越(4月16日~21日)を巡回します。鳥好きの方はぜひ。私のようなシギチ音痴の方には、図鑑を持って行くことをおすすめします(笑)。
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by thebrandywine | 2008-03-15 23:05 | 日常生活

茶太郎+ぴーこのおばかな日常: ぴ「うりゃー!」 茶「ぐぇぇぇ~」


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