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ベジマイト、ホワイトデー

 茶太郎が出張から戻ってきました。今回のお土産は、香港のお茶のほか、オーストラリアのベジマイト。
 ベジマイト(Vegemite)というのは、塩っ辛いチョコレート色のペースト状のもので、パンに塗って食べたりします。日本でいえば、朝ごはんのときの納豆とか海苔の佃煮みたいなもんでしょうかね。ベジマイトのサイトはこっち
 私は、これ、すごく好きで、今回わざわざ頼んで買ってきてもらったのですが(忘れないように、現地の茶太郎に督促のメールまで出した!)、好き嫌いがかなり分かれる食品ではないかと思います(茶太郎は大嫌い)。今回一緒に出張に出かけた茶太郎の同僚は、「あ、面白そう」と、茶太郎の制止を振り切って(笑)購入されたそうですが、さて、吉と出ますか凶と出ますか。茶太郎は「オレが止めろといったのに、アイツ、人の言うことをきかないで。知らないぞ」とか何とか憤っていました。

 ところで、先日の展覧会の前後にいろんなデパートの食品売り場をフラフラと徘徊したところ、あちこちに「最後尾はこちらです」との掲示がありました。「いったい何やねん」と思ったら、3月14日、世間で言うところのホワイトデーでした。
 売り場が閑散としているのを見て、「なんだ、売り手が騒いでいるだけで消費者は意外と冷静じゃん」なんて思ったのですが、それは昼間の光景から軽々に結論を出そうとした私の浅はかさゆえのことでありました。夕方のラッシュの時間帯、東京駅に新装オープンした某デパートでは、スーツの男性たちが長蛇の列。いわゆるデパ地下(このデパートの場合、地下じゃなくて1階ですけれど)が殿方の集団でラッシュ状態という、ちょっとありえない光景に、「ひょえー」と目を丸くしていました。
 しかし、ここでまた新たな疑問が。バレンタインデーといえば職場での儀礼的な行事だという貧困な(?)認識しかない私としては、「でも今日は3月14日じゃん。今ごろ買っていったい誰に渡すのさ」と思ってしまったわけです。しばらくしてから、「そっか、妻や娘に買っていくのね」ということにようやく思い至ったのですが。東京駅という場所柄、出張のお父さんたちが重大な使命を帯びていたのかもしれませんね。そういえば、帰りの電車には花束を手にした中年男性も。うーん、みんなまじめだなあ。
 もしかしたら以前にも書いたかもしれませんが、バレンタインデーが「女性から男性に」「チョコレートを」贈る日だというのは、たしか、二重に特殊日本的な位置づけなのですよね。ヨーロッパではどうなのか存じませんが、少なくともアメリカのバレンタインデーは、親しい人が「性別に関係なく相互に」「とくに品物に制約はなくプレゼントやカードを」贈る日で、語学のクラスでも、(たしか陽気な人気者の中国人男性の発案で)その日に授業に来ていた生徒みんなで寄せ書きをして、それを担当の年配の先生に差し上げた記憶があります。
 そして、バレンタインデーに、日本のような「性別にもとづいた」「片面的な」儀礼的贈答を行う日だという位置づけをしていないことの当然の論理的帰結として(ってすごい大げさですが)、ホワイトデーなんて日も存在しえないことになる、というわけ。ちなみに、この時期のスーパーやドラッグストアの催し物コーナーは「イースター」一色、のはずです。
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by thebrandywine | 2008-03-16 23:30 | 日常生活

茶太郎+ぴーこのおばかな日常: ぴ「うりゃー!」 茶「ぐぇぇぇ~」


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