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ほうじ茶

 先日、知り合いの英語を教えている人から、語彙には、自分でちゃんと使える語彙と、見たり聞いたりしたら意味はわかるけれど自分では使えない語彙(要するに言葉が出てこないってヤツですね)の2種類があるのだと教えてもらいました。前者を能動語彙(積極語彙/発表語彙)、後者を受動語彙(消極語彙/受容語彙)というんだそうです。
 私の場合、そもそも全体の語彙の数じたいが少ないのが大問題なんですが、その限られた語彙のうち能動語彙と呼べるものがいったいどれだけあるのやら・・・。
 ある語彙がある人にとって能動語彙であるか受動語彙であるかは、おそらく固定的なものではなく環境や状況によって——教育や訓練によって変えられるという意味だけでなく、事前に準備や気配りをしたかとか、そのときに緊張しているかどうかといった意味でも——違ってくるものなのだと思いますが、きのう、それを実地で体験しました。
 オーストラリアからのお客さんとお昼ごはん(おそば)をご一緒して、せいろと天ぷらのセットを「おいしい、おいしい」と食べてもらえたのでよかったのですが、英語がぜんぜん出てきません。このところ英語に関しては耳も口もぜんぜん使っていなかったので電子辞書を持参すべきだったのに無謀にも持って行かなかったせいで、いろいろと言いたいことが言えなかったのですが、中でも自分的にショックだったのは、最後に出てきて「このお茶おいしいわね」と言われた「ほうじ茶」がどのようなものであるかをちゃんと説明できなかったことです。
 "roasted (green) tea"と言えば一言ですんだものを、まずこの言葉が浮かばず(まあ、知らなかったものはどうしようもないのですが)、「お茶の葉を煎って香ばしくする」ということを一生懸命言おうとしたのに、何と"roast"が出てこなかったのです。焦れば焦るほど簡潔な説明からは遠ざかるという感じで、「加熱していい風味を増加させる」とか何とか、わけのわからない説明に終始してしまい、家に帰ってちょっと落ち込みました。
 "roast"という単純な単語がそもそも自分の能動語彙に入っていなかったとは思いたくないので、焦ると能動語彙にあったものが受動語彙に降格するという事態が発生するんじゃないかという解釈をしたわけですが、真相は闇の中です(笑)。まあ、適切な英単語での説明はできなかったものの、メモ用紙に「ほうじ茶、Hoji-cha」と書いて渡したので、とりあえずお土産のゲットはできたのではないかと思いますが。
 買い換えたパソコンにプログレッシブ英和辞典のアプリケーションがついていて、「料理」とか「スポーツ」とかいったコラムがあるので、2月に海外へ行く前に、ちょっと勉強しようと思います。

 お客さん2人(ご夫婦)のうち、ついてこられた妻のほうは、高校の先生をしているからか小さなお子さんがいるからか、私にもわかるように、ゆっくりはっきりと話してくれたのですが、招請されたご本人(夫)のほうは、もにょもにょ。しかも典型的なオージー・イングリッシュで私にはかなり難易度が高かったです。別れ際に、「今日はこのあと仕事なの?」と聞かれたのですが、例の"today"が"to die"になる発音で、思わずツッコミを入れそうになりました。「過労死か!」
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by thebrandywine | 2009-01-17 23:59 | ことば

茶太郎+ぴーこのおばかな日常: ぴ「うりゃー!」 茶「ぐぇぇぇ~」


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