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メルボルンの(そのへんにいるたくましい)野鳥たち

 昨日(14日)から、夏らしいお天気が戻ってきました。昼間は暑いのですが、それでも30度を切る程度で、夕方になると少し涼しくなってきます。夏の終わりの、ほっと安らぐような少し寂しいような、そんな感じ。

 今日は、街なかをプラプラと歩いていて見かけるオーストラリアの鳥たちの写真を。ただでさえ写真がヘタな上に、今回は、重量制限の関係で荷造りの時に真っ先にあきらめたのが一眼レフのカメラなので、ひどい写真ばかりです(と、カメラのせいにする。ほんとは違います)。
 コレクション好きのいわゆる「自己愛的野鳥愛好家」の人からは「な~んだ」と言われてしまうような「つまらない」鳥たちばかりですが、見ていると、それぞれたくましく生きている感じがします。

 川(Yarra River)も海(Port Phillip Bay)も近いので、街の中にもカモメがたくさんいます。これは多分、Silver Gull(Chroicocephalus novaehollandiae)。川沿いにも、広場の芝生にもたくさん。

 この日は寒かったからか、うずくまったり片足をからだのなかにしまったりして保温態勢。

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 ちょうど子育ての終わる時期なのでしょうか。こんな光景も目にしました。

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 「ぴーぴーぴーぴー」という声がするのでそちらを見ると、どうやら幼鳥が親にえさをねだっている様子。子どもはとにかく鳴きながら(泣きながら!?)しつこく親にくっついていくのですが、親は知らん顔。親はひなを振り切ろうとあっちへ行ったりこっちへ来たり。
 図鑑の、このカモメのページに、まさにこの写真の幼鳥と同じイラストが描いてあって、ちょっと笑ってしまいました。独り立ちして、がんばるんだよー。

 さて、カモメよりもっと人間に近いところで暮らしているのは、ドバトとスズメ。さすがに、ドバトは日本の駅前にもたくさんいるので写真はいいや、ということで、スズメ。

(写真をアップしそこねたので、後日追加します)

 鳥の写真を撮られる方は、スズメの写真を撮るのが意外に難しいことをよくご存じだと思うのですが、ちょこまかよく動くので、私にはかなり難しいです。小さいのに障害物のあるところにいるのでピントも合いにくいし。それでも、日本のスズメたちよりも、人間の近くまで来て、しかもあまり逃げていかないので、チャレンジ。
 レストランの前の歩道にイスとテーブルが置かれて、テラスのように使われていたりするのですが、残り物があると目ざとくやってきます。これはドバトもスズメも同じ。さっさと片付けに来ないとなかなか悲惨な状況になります。

 図鑑によるとオーストラリアには、スズメは2種類いるようですが、私のつたない目で確認できたのは、House Sparrow(イエスズメ、Passer domesticus)のほう。色の濃いほうがオス、薄いほうがメスです。
 お客さんの食べ残しのマフィンか何かの紙の争奪戦です。

 ヤラ川沿いのレストランでフライドポテトにビールでゆったりしていたら、スズメが3羽やってきて、なんとなくこちらを見ている気配。フライドポテトなんかを鳥にやったりしていいのかどうか迷いつつ、半分に折って投げると、たちまち奪い合いになり、負け残った鳥たちがじっと私の顔を見ている(ような気がした)ので、順番にもう半分ずつやりました。くちばしでつかむと、すぐにどこかへ飛んでいきます。ちょっと罪なことをしてしまいました。

 ムクドリやカケスの仲間は繁華街でも見かけますが、広い公園のほうが彼らにとっては住み心地がよさそうです。以下は、昨日の夕方、フィッツロイ・ガーデンを散歩したときに見かけた鳥たちです。

 まずは、Common Starling(ホシムクドリ、Sturnus vulgaris)。白いブチ模様になっているということは、もう冬羽に生え替わっているということでしょうか(夏はもっと金属的なテラテラとした光沢のある羽です)。

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 次は、Common Myna(Acridotheres tristis)。「キーユ、キーユ、キョッキョッキョッキョキョッキョッキョッ!」とけたたましい声で鳴くので、最初に泊まったホテルでは、朝よく起こされました。閉じた翼のところに白いすじがありますが、飛ぶとこの白い部分が広がって、なかなか印象的です。

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 この鳥、数羽の群れになって地面をつっついたりしているのですが、よく見ていると、何か思案するかのように首をかしげてみたり、空を見上げてみたりと、ちょっと動きがユーモラスです。アメリカでよく見かけた、American Robin(コマツグミ)を彷彿とさせます。

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 フィッツロイ・ガーデンにいちばんたくさんいたのは、この鳥だったように思います。

 カケスも2種類見かけました。

 Magpie Lark(Grallina cyanoleuca)。なかなか愛嬌のある顔立ちをしています。鳴き声はよくわかりませんでした。ハトと同じくらいの大きさで、少しほっそりとしています。

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 顔の白いの(下)がメス、黒いの(上)がオス、だそうです。

 上のカケスよりも2まわりくらい大きいのが、こちらのAustralian Magpie(Gymnorhina tibicen)。ちょうどカラスと同じくらいの大きさでしょうか。背中の灰色が印象的です。

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 壊れてかすれた音しかでないリコーダーのような声で、鳴き交わしていました。身体の大きさの割に声は小さくて、「カケス」でイメージするようなけたたましさはありません。やさしい音です。

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 最後は、ハトの仲間。Spotted Turtle-Dove(Streptopelia chinensis)。首のうしろのうろこ模様が印象的。「クー、クー、クー」と小さな声で鳴いていました。鳴くときに、この、うろこ模様のところが少しふくらみます。

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 撮った鳥の名前が知りたくて、本屋で野鳥図鑑を買ってきたのですが、ペンギンやエミュや見たこともない鳥が載っていたり、オウムやインコのページ数がとても多かったりして、こんなところでも南半球に来たことを実感しています。
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by thebrandywine | 2009-02-15 18:43 | 遠くにおでかけ

茶太郎+ぴーこのおばかな日常: ぴ「うりゃー!」 茶「ぐぇぇぇ~」


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