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カテゴリ:たべる( 38 )

りんごのジャムとジュレ

 茶太郎が買ってきたベスト盤に入っている曲を車の運転しながら聴いてたら、「ふたつめのリンゴの皮を君が剥く ぼくの方が巧く剥けるのを 君はよく知ってるけど」なんていう歌詞が出てきて、思わず「巧いんだったら剥いてあげれば?」とツッコミを入れてしまったぴーこです。いや、歴史と一緒で、今現在の感覚で40年近く前の歌詞にケチをつけてもしかたないんですけどね。

 さて、先日つい出来心で注文してしまった紅玉が、なんともまあ間の悪いタイミングで届いてしまいました。じつは今バタバタしているのです(サボっていたツケがたまってるだけなんですが)。でも、届いちゃった以上はやっつけなくちゃ、ということで、夜なべしてジャムとジュレを作りました(このレシピこのレシピのいいとこどりで)。
 りんごを注文した段階では漠然と「焼きりんごかな、あとはテキトー」くらいにしか考えてなかったんですが、先日来、(1) 秋口からずっと冷蔵庫の底でごろごろ所在なさそうにはばかっているのを気に病んでいた梨をコンポート(ワイン煮)にしたら結構美味しくて、(2) 勢いがついた状態で「キズありりんご」をスーパーの店頭で見かけたのを焼きりんごにしてシナモンかけてアイスクリームをそえたら、またまた美味しくて、頭の中が「果物加熱系」に染まっていたところ、(3) たまたま見た人様のブログに、ルビーのような美しい色のジュレの写真があって、「ひゃー、こんなことできるんだ、これやろう!」と思ってしまったので、それを作ることに。そのために、これまで持っていなかったホーローの鍋まで買ってきて(つまり、どっちも初めて作るということです。ムボーな!)。どっちかというと、ジュレが主でジャムはおまけ(笑)。
 私は超のつくズボラなので、お菓子類——とくに、きっちり材料をはからなくちゃいけなくて、粉類の後片付けのめんどくさそうな焼き菓子——には絶対手を出さないできたのですが、ジュレって、りんごの皮と芯に豊富に含まれているペクチンで結構しっかりかたまるからできるのですよね——ということを、そのブログをみて、ジュレってどうやって作るのさ、と調べてみて知ったのですが——。お菓子作りには興味がなくても、こういう「化学反応系」にはビビッドに反応してしまいます。楽しいですもん。
 真っ赤な皮と少し一緒に煮たので、ジャムもほんのりピンク色。ジュレのほうは、いま火から下ろしたばかりなので、まだシャビシャビしてます。ちゃんと固まるかしら。明日の朝が楽しみ。
 袋に小さいのが5個入っていたのを1個だけ残してあるので、予定通り焼きりんごも作ります。
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by thebrandywine | 2009-11-19 23:58 | たべる
 野生派茶太郎®、いろいろ使って食べきりました。白いえのきよりも、風味が強く歯ごたえこりこり。おひさまの味かしら。
 ちなみに、わが家の茶太郎は食えません。

 (追記)あんこさんからいただいた写真です。これは4年前のもの。野生派茶太郎®に押しつぶされそうになっているのは、あんこさんの分身の「くーじぃ」ちゃん。
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 あのあと、えのきの茶太郎をゲットしようとしたのですが、その日は茶太郎はお店にいませんでした。えのきは、ふつうの白いのだけ。特売してたのも白いきのこ「ブナピー」でした。残念。
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by thebrandywine | 2009-09-23 12:17 | たべる
 ずっと会いたい会いたいと思い続けてようやく念願かなって会えた茶太郎は、こちらの茶太郎さま。

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 茶色いえのきの「野生派茶太郎®」です。新潟産。しかも大株! 大株主でないのが残念ですが。

 5年前、まだこのブログではなくてホームページを更新していて、掲示板なども設置していた頃、ネットともだちのあんこさんが貼ってくれた写真が、えのきの「茶太郎」だったのでした。

 以来、ずっと探していたのですが、いつもテリトリーにしているスーパーでは扱っておらず(別の銘柄のブラウンえのきというのは売っているのですが)、本日立ち寄ったデパートの地下の野菜コーナーで特売してたのを見つけました。じつはえのきは、一昨日白いのを買って、たくさん余りそうだったので、ざく切りにして冷凍してあり、さらに買い足すのは合理的消費者にあるまじき行動なのでありますが、次にいつ会えるかわからなかったので迷わずレジカゴに入れたのでした。
 お値段は88円。茶太郎曰く、「値段も“パーパー”で、俺にふさわしい!」 デパ地下の生鮮食料品ってすべてお高いと思い込んでいたのですが、必ずしもそうでないことに気づいて、最近はついでがあるとのぞくようにしています。

 えのきの「茶太郎」といっしょに写っているのは、やまね工房の本州ももんが。茶太郎の分身の「モモ太郎」くんです。ばびゅーん!

 おいしいパンも買ってきたので、明日の朝食はきのこオムレツにしようっと。
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by thebrandywine | 2009-09-21 22:42 | たべる
 このところ、2度ほど、とてもおいしい有機野菜を食べる機会があったのですが、あまりのおいしさに感動した私の素直なキモチが、冒頭のわけのわからんタイトルです(笑)。

 先週、このところあまりゆっくりと話をするタイミングのなかった友人に、自分ではほとんど行ったことがない中央線界隈に連れて行ってもらったのですが、高円寺の「me mamma」というごはんやさんのお野菜がそれはそれはおいしくて。その友人が定期的に手伝っている「くさぶえ農園」の野菜を使っているというのが縁。(このときは、写真をバシバシと撮る行為がはしなたく感じられて、写真は撮りませんでした。)(追記:高円寺のme mammaさん、09年8月いっぱいで閉店になりました。おいしかったのに残念です。)
 農園自慢のカブは、生のまま、これまた農園の自家製のお味噌をつけていただきました。カブもおいしかったですが、感激したのは大根。油揚げと一緒に薄味でやさしく炊き合わせてきんと冷やした一品は、柔らかいけれど煮崩れず、うま味が凝縮していました。この大根、仕上げのお味噌汁にも賽の目に切ったものが入っていましたが、きめが細かく舌触りがほんとうになめらかです。
 大根の炊いたものは、スーパーで買った大根を使って自分でもトライしたのですが、結果は、うーん、いまいち。もちろん私の料理の腕の問題もありますが、やっぱり素材って大事だな、と思ったのでした。
 お野菜ではありませんが、このほか、真ん中に肉味噌を入れて焼き上げただし巻き卵とか、サンマの「へしこ」(といっても、あまり発酵の進んでいない食べやすいもの)も、とてもおいしかったですよ。へしこは、初体験でしたが、脂ののったおなかの苦いところがうまみに変わっていて、感動してしまいました(おかげでお酒がすすみました)。
 いやいや、なんとも贅沢な時間でした。(お値段は、女2人で適度に食べて飲んで、ひとり3,000円ちょっと。)

 さて今日は、祖師ヶ谷大蔵の「フィオッキ」というイタリアンのお店でランチ。このところ、「週に1回くらいはランチで贅沢をしたっていいじゃないか」キャンペーンを自分の中で展開しているのですが、本日もその一環。前を通ってちょっと気になっていたので、勇気を振り絞って入ってみました。(あとでウェブを見てみて、けっこうな有名店だと知りました。)
 こちらは、野菜の盛り合わせにパスタ(またはスープ)に小菓子に飲み物といういちばん軽めのランチで1,800円と、やや高めで、食べる前にメニューを確認したときには「え、これだけ?」なんて罰当たりなことを思っちゃったのですが、それが大間違い。

 まず、最初に出てきた野菜の盛り合わせにびっくり!

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 今が旬のお野菜がいっぱい。
 紫色のは、なんとジャガイモ。時計回りに、わさび菜、ラディッシュ、ヤングコーン、にんじん、UFOズッキーニ(だったと思いますが自信なし)、オクラ、かぶ、ズッキーニ、カブとズッキーニの両脇に散らしてあるのが、フランスのなんとかいう野菜(すみません)、その左隣の黄色いのがポリンキー(←何がポリンキーだ(笑)。「コリンキー」の間違いです。ポリンキーは湖池屋。コリンキーはかぼちゃの仲間。—後日追記—)(これは生。以前にお漬物でいただいたことがありました)、網の目に焼き色がついたのはナス、その右隣がプッチーニかぼちゃ。ヤングコーンの手前にあるのが、黄色のズッキーニ。上にだらんとかぶさっている長いのは、空心菜。さらに下に菜っ葉がしいてあるのですが、もう記憶容量いっぱいで覚えていません。
 それぞれ、生だったり、揚げたり、焼いたり、湯がいたり。味付けは、オリーブオイルとお塩だけ。野菜の甘み、辛み、苦みが、グルメでもない私にもしっかり伝わってきます。なんというか、素材に対する強烈な「愛」を感じたのでした。

 お次が、パスタ。ジェノバの郷土料理だそうです。ソースは、ジェノベーゼ。パスタはトロフィエとかいう名前のショートパスタ。もっちりと弾力があります。笛の形のパスタだと教えていただきましたが、実物を見たことがない日本人に説明するときは、白魚の天ぷらのような形、といったほうがわかりやすいかもしれませんね。

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 お野菜は、ズッキーニ、オクラ、モロッコインゲンにじゃがいも。
 バジルの香りがきつすぎるのが苦手で、いつもジェノベーゼ・ソースのパスタは敬遠しているのに、なんで今日は食べようと思ったのか不思議なんですが、頼んでみてよかったです。ほどよいバジルの香りに、野菜の味が引き立っていました。
 ものすごくおいしいものをいただいたときって、普通においしいものを食べたときとは違って、「むふふ」だか「うふふ」だか、わけのわからない笑いがこみ上げてきたりしませんか。今日は、そんな感じでした。

 最後に、飲み物についてくる小菓子。

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 紅茶、コーヒー、エスプレッソのなかから選べるようになっていて、どれにするか聞かれた私は「そりゃ、デザートの香りを殺さない紅茶でしょ」と即決しましたが、食べてみたら結構パンチがあって、エスプレッソに似合う味になっていました。思い込みでモノを言ってはいけませんね。
 右から、ゴマつきのリーフパイ(みたいなの。実はわからない)、オレンジピール、プチシュー。

 他のお客さんたちはコースの料理を食べていて、そちらには、この小菓子の前にちゃんとしたデザートの盛り合わせがつくのですが、給仕の時の説明を聞いていたら、それはそれはおいしそうでしたよ。
 お料理の説明をちゃんとしてくれて、それを聞いているだけでも幸せだったなあ。ウェイターくんだけでなく、厨房からも人が出てきてお給仕してくれていましたが、この人が実はオーナーシェフ氏でした。野菜がとてもおいしかったことを伝えようとしたのに、感動のあまり(?)「おやしゃいが・・・」なんて口走ってしまったぴーこなのでした。あんたは3歳児か。
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by thebrandywine | 2009-07-07 23:20 | たべる
 おいしそうなものがいっぱい。目移りしちゃう。
 早くここを離れないと危ない!

 すでに、お弁当のほかにおやつを買ってしまいました。待合室でいただいております。
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by thebrandywine | 2009-05-08 16:43 | たべる
 本日2本目。干しりんごの顛末。

 数日後に、甘くて歯ごたえのある干しりんごができる・・・予定だったのですが、予定は予定、あくまで未定、ということで作戦変更。今日1日干してみて、乾く前にカビがきそうな気がしたので、早いところやっつけてしまおうと、弱火にかけたフライパンのうえで、じんわりじんわり水分をとばしたら、甘酸っぱくてしゃきっと柔らかい焼きりんごになりました。最初から焼きりんごにしておけばよかったのにという説もありますが(笑)。
 夕食がごちそうモードで、白ワインとチーズをあけたので、食後のデザートもちょっとおしゃれをしました。クルミのパウンドケーキに、シナモンパウダーを振りかけたこの「なんちゃって焼きりんご」とバニラアイスを添えて。おかずに珍しく手をかけましたが、結局このデザートがいちばんおいしかったかな。
 秋田の義母が暮れに送ってくれたりんごも、これで完食。なんだか幸せな1日でした。ふふふ。
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by thebrandywine | 2009-03-26 22:57 | たべる
 ■ 裏庭日記 public干しりんご

 なんだか美味しそうなので、わたしもまねしてみました。うまくいくかなー。

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春まで残ったりんごが2つ
まだちょっと冷たい風のなか
日差しを浴びてきらきらと


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by thebrandywine | 2009-03-26 10:47 | たべる

京都のうまいもん@新宿

 知人の個展の最終日ということで麻布十番まで出かけ、そのあと新宿の某百貨店をうろうろしました。

 京都の物産展をやっているのは、先月末だったかにチラシでみていて、例の「出町ふたば」も出店するのは知っていたのですけれど、毎日100パック限りということで、「きっと朝からすごく並ぶんだろうなー。たかだか食べ物に並ぶのもアホらしいので、京都に行ったときに買いに行って食べよっと」と思い、先日も書いたとおり、豆餅によもぎだんごまでいただいてきたのですが・・・。

 いったいこれは何だ。

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 「わざわざ長蛇の列に並んで流行りの何かを買ったり食べたりする」のは、どうも自分の性分に合わないので、新宿の某百貨店の橋を挟んで向かいにある某ドーナツ店から橋の中程までできている列の横を通るときも、「暑いのに(寒い中/雨の中)、まあご苦労様なこと」と白眼視したりしていたのですが・・・。
 言い訳をすると、デパートへ行き、「あ、やってる」→「ちょっとのぞいてみよう」→「なんだか人が並んでいるぞ」→(ぴ)「すみません、これは何の列で?」→(店員さん)「『出町ふたば』と『美玉屋』でございます。もう数分で販売開始でございます」→「おお!」というわけで、整理券を手に、「ついふらふらと」最後尾に並んでしまったのでした(「わざわざ」ではないところがポイント。これ大事・・・とか何とか言い訳)。私が目にしたのは、ほんの10数人ほどの列。ほんとはその前に20人くらいは並んでいたんですね。全容を知っていたら果たして並んだかどうか。知らぬが仏とはこのことかも。
 数分後に販売開始、少しずつ前に進んでめでたくゲット。「仕事で遅くなるので晩ご飯は食べられないかも」と言っていた茶太郎に、「晩ご飯は外で食べてきてもいいけど、お腹に豆餅の入る余裕だけは残して帰宅するように!」と指令。帰ってきたウルトラマンちゃたろうと、ほうじ茶をいれ、「むふふふふふ」と言いながら食べたのでした。
 やっぱり美味しい(はあと)。お餅もあんこも、どっしりとしているのですが、くどくなくて、いくつでも入りそうです。でも、今日のは赤えんどうの塩気があまりきいていませんでした(というか、先日、京都で食べたのが強かったというか)。やっぱり、日ごとに微妙に味が違ったりもするんですね。

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 (写真は、昨年の京都旅行の時に買い食いしたもの。左が「名代豆餅」、右は黒豆の入ったもの。寒風吹きすさぶ中、相国寺の近くで、ペットボトルのお茶とともに立ち食い。)

 このほか、先日の旅行の時に食べそびれたものに運良く出会えたので、うちに連れて帰ってきました(この無駄遣い感、「なんか京都に行っちゃった」気分です)。
 ひとつは、「半兵衛麩」の「麩まんじゅう」。豆餅買っちゃったしなあと思いつつお店の人に日持ちを聞くと、「明日まででございます」ということだったので、「あ、じゃ、明日のおやつ♪」
 もうひとつが、「村上重」の「日野菜の昆布漬」。
 京都で夕食の食材の買い出しに行ったときに、どこのお漬け物だかもよく理解しないまま「そのへんに売ってた、ちょっと美味しそうなお漬け物」を1袋買ってきたのですが、これが、昆布のうまみがじわっとしみ込んで何とも言えない(←ボキャブラリーがないだけ?)お味。クール便で他の商品(他店の漬け物とか、ゆばとか)と一緒に自宅宛に送っておこうと思い、もういちど買いに行ったのですが、「この商品だけは、保冷剤と一緒に発泡スチロールの箱にお入れして当店から発送ということでないとお売りできません」などとめんどくさいことを言われ、えーい、そんなめんどくさいことならいらんわ、どうせ京都駅の伊勢丹に入ってるだろうから帰りに買って持って帰ろうとか思っていところ、伊勢丹には出店はなし。荷物を持って地下鉄にまた乗って買いに行くほどの気力もなく、なんというか、「いい男をつまんない理由で袖にしたことを今でもちょっと悔やんでる」的な心残りとともに東京に戻り、京都でお世話になった知人にも「あれ、買いそびれましたー!」とメールを書いていたのでした。
 そんなわけで、今日、これを売っているのを見つけたときは、一も二もなく「ごめんなさい、私が間違ってたの。こんな私を許して」とばかりに駆け寄り、ひしと抱き合い・・・はしませんでしたが、400円払っておうちに連れて帰ってきたのでした。ついでに、「こぶ大根」も。当初は、千枚漬けの食べ比べをしようとか不埒なことを考えていたのですが、こちらは2月いっぱいまでとのこと。
 そうですよね、もう春ですものね。今日も日中暖かかったし。
 (村上重じたいは、物産展とは関係なくこの百貨店にお店があります。)
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by thebrandywine | 2009-03-16 23:59 | たべる
 今年の花粉症は手強いのか、私の体質が変わったのか、例年より若干辛い日々を過ごしています。京都旅行中に1日マスクをしないで出歩いたら、夜、てきめんに症状が出ました。もしかしてカゼかとも思いましたが、目がかゆかったのでやっぱり花粉の仕業だったんでしょうね。

 2泊3日の京都旅行では、久しぶりに会った元同僚といろんな話をして、おいしいものをたくさん食べ、ちょっとだけ観光をしてきました。
 泊めてもらったところがキッチン付きの施設で、かんたんな調理ができたので、晩ご飯は2日とも「おうち」でいただきました。深鍋型のホットプレートが備え付けてあるので、2日ともそれを使って。1日目が「ふぐ入り湯豆腐」、2日目は鉄板焼き(ステーキ)。いやー、美味しかった。

 懸案の「出町ふたば」の豆餅も堪能し、宿泊施設近くの和菓子屋さん(平安殿)の豆大福と食べ比べ。どちらもこの上ないほど幸せになれるおいしさで、女神様が出てきてどちらかを選べと言われたら、すかさず「どっちも!」と答えてひんしゅくを買うしかない状態です。「ふたば」の豆餅が、どっしりとした羽二重餅に塩味のきいた赤えんどうの組み合わせで、かなりの存在感を醸し出しているのに対し(でも甘さはめちゃめちゃ控えめ)、「平安殿」の豆大福は、赤えんどうの塩味がほとんどない分、羽二重との一体感があり、また、お餅そのものが赤ちゃんのほっぺかおしりかというようなふんわりした食感で、なんとも上品な味わい。
 このほか、これまでまったく食指の伸びなかった「おだんご」(あんこもタレも何もついていないもの)にも開眼しました(「ふたば」の「よもぎだんご」)。私は、ひとつ気に入るとそればっかりで他のものをあまり試さなくなるのですけれど、今回の新しい出会いで、次はどこのお店の豆餅(豆大福)を試してみようか、なんて気持ちになっています。しかし、どのお店のものを選ぶにせよ、京都を中心とする文化圏の和菓子は、東京で供される、やたらとあんこに存在感がある和菓子とは、——どちらがおいしいとかどちらが好きとかいうことはさておき——そもそも基本的な概念が異なっているのだろうという気がしてきました。
 「また来年も、そのあともいらっしゃいね」と言われたのをいいことに、今から1年後の食い道楽を妄想して、ぴーこ垂涎であります(「六盛」のスフレとか、「東寺餅」のよもぎ餅とか、「半兵衛麩」の「むし養い」とか、今回トライしそこねたものをぜひいただかなくては!)。

 と、夢のような2泊3日から(花粉と戦いながら)社会復帰しつつある毎日なのですが、今日、確定申告を出してきました。やや豪勢な食事なら2回、かなり豪勢な食事なら1回できるくらい(2人で出かけた場合。当社比)の還付がある予定(といっても、トクしたわけではなくて、結果的には払う必要のなかった税金を正当に取り戻しただけなんですけれどね)。2人分の定額給付金と合わせれば、温泉旅行くらいには行けるかな(と、こっちもタコ足配当気味のお金)。
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by thebrandywine | 2009-03-09 22:41 | たべる

メルボルンから香港へ

 10日ちょっと滞在したメルボルンから香港へ移動しました。

 「飲茶かジェラートか両方か!?」という究極の(?)課題に関しては、結局、ジェラートのみを選択することにしました。午後3時半の飛行機でしたので、「11時半の開店と同時に中華料理店に入り、30分ちょっとでフィニッシュ。そこからジェラートのお店に急いで行って食べて、1時ちょっと前に空港に向けてタクシーに乗る」という戦略も理論的にはありえたのですが、あまりにせわしそうだったので。飲茶は香港で嫌というほど食べるぞ!
 ジェラートは、茶太郎がヘーゼルナッツとコーヒー&チョコの2種類、私は、スムースチョコレート、ヘーゼルナッツ、ビーチシャーベット3種類。やっぱり美味しかったです。

 ホテルから空港までのタクシーの運転手さんは、インド系の気さくなお兄さん。これまで使ったタクシーの運転手さんたちが、みな寡黙で、こちらから話しかけなければ会話がないのとは対照的でした。
 タクシーは全部で4回利用しましたが、最初の空港からのタクシーは中年の白人、次が、ポリネシア系の人、その次と今回がインド系。最初に泊まったホテルの、ハウスキーピングのお姉さんたちもインドかパキスタン出身と思われる人たち。私たちが行動範囲にしていた街中の風景からは見えない世界があることを感じさせる経験でした(まあ、旅行や出張で10日ばかり滞在しただけでそこの社会が見えるなんて考えるほうがどうかしているわけなんですが)。

 かなり時間の余裕をもって空港に到着し、チェックインと出国手続を済ませてお昼ごはん。出発ゲートのエリアに唯一あったレストランはワインバーで、これが大当たりでした。食べ物はレンジやオーブンでチンして出す、ちょっとしたおつまみ程度のものが数種類あるだけなのですが、ワインがものすごくたくさんあります。
 店員のお姉さんのすすめてくれた食べ物にあわせて、ワインを赤白1杯ずついただきました。メルボルン滞在中はビールばかりでワインを飲む機会がほとんどありませんでしたが、最後にオーストラリアのワインが堪能できました。食べ物も美味しかったですし(フリッタータ(キッシュのようなスペイン風オムレツのようなもの)と豚のスペアリブが絶品!)、店員のお姉さんたち2人も、最初はやる気があるんだかないんだかよくわからないように見えたのですけれど、結構いいタイミングで料理やワインを勧めてくれて、居心地よくすごすことができました。
 実は、昼食を出国の前にするか後にするか迷って、荷物検査のゲートの手前にいたおじさんに「中と外とどんな感じ?」と聞いたら「たいして変わらないよ」という返事だったので、とりあえず出国手続をすませてから昼食をとることにしたのでしたが、上にも書いたとおり出発ゲートのエリアには食べ物屋さんと呼べるお店がほとんどなく、「おじさんのうそつきー!」とぼやいたのでした。でもその唯一のお店がなかなかよくて、思わぬ拾いものをしたというわけ。
 (本当は、オーストラリアのワインをお土産に買って帰りたかったのですが、今回は間に香港が入るため日本へ持ち込むすべがなく——ビン類をスーツケースに入れて預けるなんて、もしものことを考えるとちょっと抵抗ありますよね——泣く泣くあきらめました。ちなみに香港は、ワインなどのようにアルコール度数が30%より低いものについては、持ち込みの数量に制限がありません。)

 さて、ワインはたった2杯だったのですが、飛行機に乗ってからこれが効いてきて、酒酔いだか飛行機酔いだかよくわからない状態で機内の時間を過ごすはめになり、なかなか辛いフライトになりました。茶太郎はワイン2杯の前にビールも1本空けたのに、機内でちょっと寝たらすっきりしたとか何とか言って、ケロッとして仕事してましたが。
 メルボルンから香港へは9時間くらい。最初の3時間くらいは、寝てすごして、食事もパスしたのですが、そのあとは、すっきりしないのに眠れません。微妙に揺れるので本も読めず、シートで「うー、うー」とうなっていました。こんな状態だったので、赤道のところに本当に赤い線が引かれているのか、真相を確かめることはできませんでした(笑)。
 救いは、私たちの座席の周辺の担当の客室乗務員が日本人だったことでしょうか(きれいな英語を話す、しゃきっとかっこいい女性でした)。メルボルンでは、もともと英語が不自由なところに、オージー英語の発音が加わってなかなか聞き取れず、自分の言いたいこともちゃんと伝えられず、かなり英語で苦しみましたので、たかだか「お水ください」「はいどうぞ」的なやりとりでも、これが日本語でできることや、わざわざ言葉にしなくてもまなざしやそぶりで意思の疎通がはかれることで、心底ほっとした気分になりました。たった10日ちょっとの滞在で、自分がこんな気持ちになるとは思ってもいませんでした。

 午後3時半に出発した飛行機は、現地時間の夜9時半に香港に到着。メルボルンの時間では、もう日付が変わっています。入国手続をすませ、エアポート・エクスプレスで九龍駅まで行き、そこから英語の通じない運転手さんの運転するタクシーで少し不安な気持ちになりながらホテルへ行きチェックイン。荷物を片付けたり、コンビニにお水を買いに行ったりしているうちに、香港でも日付が変わりました。メルボルンの時間のままの腕時計は、もう明け方の3時過ぎを指しています。
 というわけで、バタンキュー。
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by thebrandywine | 2009-02-18 07:32 | たべる

茶太郎+ぴーこのおばかな日常: ぴ「うりゃー!」 茶「ぐぇぇぇ~」


by thebrandywine