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カテゴリ:アメリカ( 5 )

大雪のDC

 アメリカ東海岸ではすごい大雪が降っているようですね。DC界隈でもすごいそうで、過去最高の積雪を記録したとか。私たちがいたシーズンに大雪が降ったときも、地下鉄が動かなくなったり、学校が休みになったりと、いろいろ影響がありましたが、今回は連邦機関が4日連続で休みになったそうで、ちょっと見てみたい気も。自分に深刻な影響が出ないのであれば、大雪とか台風とか、少しわくわくしてしまう不謹慎ぴーこなのでした(秋田で寒さにめげてもう雪には飽き飽きしたと言ったのは誰だったか)。
 ワシントンポストに読者投稿の写真のコーナーがあって(こちら)、このところの雪と、12月に降ったらしい大雪のときの写真がたくさん投稿されています。つい数日前に見たときは、800枚くらいだったんですが、やっぱり今回の雪がすごかったんでしょうか、もう3,000枚近くになっています。びっくり。いろいろ面白い写真があるのですが、気づいたことが2つ。
 1つめ。「雪の中のうちのわんこ」的な写真が時々あるのですが、日本と違ってほとんど服着てませんね。やっぱり日本のイマドキのわんこたちは過保護にされすぎているんじゃないでしょうか。
 2つめは今回気づいたというよりも、7年前に知り合いに聞いて共感しつつ大笑いしたことを「ああ、やっぱり」と再確認したことなのですが、雪だるまの鼻。アメリカの雪だるまの鼻は、グラッセ用のにんじん(太さ1センチ、長さ4センチくらいにカットしたものが袋詰めで売られています)が使われるのですが、みなさん雪だるまの顔に対してにんじんを垂直に埋め込む形で使っていますが、日本人がこれをやると、太い方を下、とがった方を上にして顔面にそのまま貼り付ける、ということになるようです(昔のHPに書いたことですが、知人の知り合いがアメリカ人と結婚して家族みんなで雪だるまを作ったところ、自分の作った雪だるまだけ鼻の向きが違って愕然としたのだそうです)。自分の鼻の形が雪だるまの鼻を規定するのか、福笑いのような文化が雪だるまの鼻を規定するのか。しかし、文化も自分たちの鼻の形に規定されるのでしょうから、どっちだったとしても結局は同源なのでしょう。
 そういえば、連邦機関が大雪で休み、というニュースを見て、学生時代に習って今ひとつぴんとこなかった「時効の停止」っていうのはきっとこういう状況下で起こるんだなあ、と思ったのでした。日本のお役所だと、大雪や台風でもお休みってほとんどありませんものね。
 天気予報では、東京多摩地区も夜半から雪が降り始めて少し積もるのだとか。おとといのあのバカ陽気はなんだったんだろう、いったい。
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by thebrandywine | 2010-02-11 22:09 | アメリカ
 東京は雨続き。きのう洗濯しておいて本当によかったと思っているぴーこです。インディアナポリス・コルツのサイトを見ていたら、こんな記事をみつけました。

 colts.com:COLTS BREAST CANCER T-SHIRTS

 今度の日曜日、10月4日のシアトル・シーホークス戦のときに、コルツの女性協会(ICWO:Indianapolis Colts Women's Organization)が、乳がんの啓発活動の一環として、ピンクリボンのプリントされた限定版コルツTシャツというのを販売するんだそうです(10月は乳がん月間)。
 数量限定の早い者勝ち。代金は20ドル、支払は現金のみ。10時からスタジアムの外で販売開始、11時からはスタジアムの中の何か所かでも買えるらしいです(といっても、遠いので私は買いに行けません。笑)。
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 アメリカのプロスポーツとかカレッジスポーツって——いや、スポーツに限りませんけれど——グッズの種類が多くて何でもありそうですが、こういうものまであるとはオドロキ。知的だけど超マッチョなイメージのNFLにピンクリボンの取り合わせ、ミスマッチがなんともいえないですね。大リーグでもこういう試みがあるのかしらとざっくり検索してみて、母の日に関連のイベントがあるようだということを知りました("breast cancer" "MLB"で検索すると、いくつか記事が出てきます)。日本のプロスポーツに慣れた感覚からは想像できない!

 いろんな機会にお祭り気分を盛り上げて積極的に資金集め(fund raising)をするのは、アメリカ社会の特徴というか得意とするところというか。もちろん、小さな政府を指向し国民の納税者意識が高い寄付社会アメリカならでは、なんでしょうけれど。そういえば、スーパーのレジ周辺なんかにも、小さなバーコードつきのクーポン券みたいなのがいろいろ置いてあって、それをレジで「購入」することで、ピピッと寄付ができちゃったりするのを思い出しました。私が覚えているのは動物保護関連のもの。金額も、たしか数ドルから数十ドルまでいろいろあって、自分の身の丈にあったものが選べるようになっていたように思います(数字などは記憶があやふや、すみません)。で、このクーポンを保存しておくと、多分、確定申告の時に控除できるんでしょうね。
 私自身は、あまり小さな政府を指向するタイプの人間ではないのですが、こういうふうに簡単に寄付ができるのは、ちょっといいなあ、と思います。大災害の報道に接すると人として何かしたい気持ちにかられますが、わざわざ郵便局に行って手続きして、というのがネックになって、寄付しようと思っていたのを忘れちゃうことがしばしば。

 さて、コルツのニュースを読んでいてもうひとつ知ったのが、命名権の対象が、スタジアム全体だけでなく多岐にわたること。コルツのスタジアムの命名権者はルーカスオイルプロダクツ社ですが(スタジアム名はLucas Oil Stadium)、ゲートや特別席なんかにも携帯電話の会社とか保険会社の名前がついてるんですね(日本でもサッカーのスタジアムのゲートに企業の名前がついているらしいですけれど。知らんかった)。
 売れるものは何でも売って資金にするということなのか、建物に(ゆかりの人などの)名前をつけることが多いという文化の一環なのか、どっちもということなのか。まあ、いずれにせよ、これもアメリカらしさということなのでしょうね、きっと。
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by thebrandywine | 2009-10-02 23:58 | アメリカ

通勤時間

 アメリカの国勢調査の結果が出たそうで、アメリカでいちばん通勤時間が長い地域は、バージニア州のなんとかいう場所らしいんですが、その、全米一長い通勤時間というのが、何でも片道46.3分なんだとか。

 ■ A Dubious Distinction: The Longest Ride in U.S.(Washington Post)

 46.3分といえば、私がときどき行くアルバイト先までの所要時間が、茶太郎に駅まで車で送ってもらえて、電車を降りた駅でバスにすぐ乗れて、そのバスが渋滞に巻き込まれずスイスイと目的地に到着して、ようやくクリアーという感じです。こんな感じなので、職場で通勤経路や所要時間の話になると、当然のことながら
「いいですねー、近くて。」(同僚)
「ええ、けっこう近くてラッキーなんですよ。」(ぴーこ)
てな会話が交わされるわけでして。

 ちなみに全米の平均は25.1分だそうです。うーん・・・。
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by thebrandywine | 2009-02-03 19:47 | アメリカ

強姦で死刑?

 このあいだワシントンポストのサイトを眺めていたら、「子どもを強姦した犯人を死刑にしていいかどうか」が問題になっていると読める見出しがありました。いくら何でも信じがたくて、「これは例によって私の英語力が足りないために違いない!」と思い、記事本体を読んだところ、間違いでも何でもなく、連邦最高裁でそのための弁論が開かれるというニュースでした。びっくりー!
 連邦国家のアメリカでは、外交や軍事、州をまたぐ取引などの限られた分野をのぞき、基本的に各州ごとに法律(もちろん州の憲法も)が制定され、その州法にもとづいて州の裁判所が判断をするわけですが、州法が合衆国憲法に反するかどうかは、連邦裁判所で判断され、最終的にはワシントンDCにある連邦最高裁の判断を仰ぐことになります。
 今回問題になっているのは、13歳未満の子どもを強姦した者に死刑を執行することが許されるかどうか、つまり、強姦犯を死刑に処することができる旨を定めたルイジアナ州刑法が、「残酷かつ異常な刑罰」を禁じた合衆国憲法第8修正に反するかどうか、という点です。

 というわけで、その記事を適当につまみ食って要約してみました。

 ■ Washingtonpost.comChild Rape Tests Limits Of Death Penalty
 強姦犯に対する死刑執行が許されるかどうかについて、連邦最高裁で水曜(4月16日)、弁論が開かれる。死刑囚は43歳の男性で、1998年に当時8歳だった義理の娘を強姦。ルイジアナ州法のもとで死刑判決が出た。1977年に連邦最高裁は、「成人」女性の強姦については死刑執行はできないと判示した(ただし被害者は当時16歳)が、今回問題となるのは、被害者が児童の場合に死刑執行ができるかどうか。
 全米に3,300人いる死刑囚のうち、殺人を犯していないのは、本件の男性を含む2名のみ(いずれもルイジアナ州法のもとで死刑が宣告)。ルイジアナ州刑法が強姦が死刑になりうると規定したのは1995年。一般的に13歳未満の子どもに対する強姦に死刑を適用可とするもので、とくに限定などは設けられていない。これは最近の傾向で、ルイジアナに続きモンタナ、サウス・カロライナ、オクラホマ、テキサスの各州でも同様の法律が制定されている(ルイジアナ以前にこのような制度のあったフロリダ、ジョージアの各州では、州裁判所がその合憲性に疑問を呈している)。
 子どもは社会のもっとも弱い構成員であり、そうした者に対する犯罪には厳罰でのぞむべきだという声がある一方で、子どもの権利の擁護者は、子どもの強姦は、家族や知人によって行われるケースが圧倒的多数で、死刑執行を認めることは、通報を阻害したり、加害者が(どうせ死刑になるなら、と)被害者を殺害してしまうインセンティブとなったりするおそれがあると懸念する。
 連邦最高裁は、知的障害者(2002年)、未成年者(2005年)に対する死刑執行は違憲であるとの判断を下している。
 性犯罪、とくに子どもに対する強姦は卑劣きわまりなく、被害者である子どもはある意味で「精神的に殺された」とも言えますし、こういう卑劣な犯罪は「万死に値する」とも、また、「バカは死ななきゃ直らない」(性犯罪者は常習性が高いとする研究結果がある)とも思いますが、あくまで比喩的な話。強姦犯を死刑にできるとする州がじっさいにいくつかあるということには、非常に驚きました。
 同時に、ワシントンポスト紙で列挙された州の名前を見て、「深南部的な問題なのかもしれないなあ」という感想も持ちました。かなり飛躍がありますが、ビリー・ホリデイの「奇妙な果実」でうたわれている世界のもつメンタリティが思い浮かんだのでした。
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by thebrandywine | 2008-04-16 18:29 | アメリカ
 今日は少し思い出話を・・・。

 連邦制を採用するアメリカには、州が違えば国が違うも同然という側面があって、運転免許証を交付するシステムも州によって違います。私たちはワシントンDCで免許をとったのですが、日本では公安の管轄になっている運転免許試験場を、ワシントンDCでは、DMV(Department of Motor Vehicles)という日本でいう旧運輸省みたいなところが運営しています。

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 幸いなことに私たちは、2年間暮らしたアメリカで辛いとか悔しいとかいった経験をほとんどせずにすんだのですが、唯一とも言える腹の立つ経験が、渡米して1か月という時期に受けた(DCの外国人の間では悪名高い)DMVの洗礼でした。とにかく窓口の担当者が、手続きや必要書類を理解していない。土地柄、外国人の割合が非常に多いDCなのに、です。この根底には、公務員と呼ばれる人たちのあり方が日本とはまったく違う、という事実があります。もちろん職種によって違うでしょうし、あくまで私の印象にすぎませんが、窓口業務のポストというのは失業対策に近いものがあるように見受けられました。
 さて、免許取得の手続は、必要書類を具備して受付のチェックを受け、順番を待ってコンピューターで学科試験、そのあと、簡単な面接(交通標識の"STOP"とか"YIELD"を音読する。意味を説明させられるのではなく、ただ読むだけ)を受け、最後に視力検査をパスしたら、窓口でお金を払って免許証の交付を受ける、という流れです(2002年当時)。まったくの無免許の人は、このほかに実技試験もありますが、他国(あるいは他の州)の免許をすでに持っている人は、DCでは実技は免除です。
 普通なら、この一連の手続は半日もあればすんでしまうものですが、私たち2人は、書類をそろえて受験にこぎ着けるまでに3回かかりました(毎回窓口担当者の指示が不適切だったため)。で、3回目にようやく受験できたと思ったら、今度はなんと視力検査で落とされました。係員の訛りが強く、茶太郎も私も、指示の英語が聞き取れなかったためです。渡米直後で(とくに私の)英語力に難があったという側面もあるのかもしれませんが、他のところではそんな英語でも何とかなっていたこと、茶太郎も私も、その同じ担当者の言っていることだけが理解できなかったことを考えると、やはり原因の大半は彼女の訛りにあったのだと思います。
 結局、余分に30ドル弱を支払って、眼鏡屋さんで視力検査を受けて診断書を書いてもらい、ようやく免許を手に入れたという次第。渡米直後に比べればずいぶんと英語力がアップした帰国直前の状態で、その人の英語をどれだけ聞き取れたのか、ちょっと興味はありますが、あんなところへはもう二度と行きたくないというのが本音です。それにしても、2人だからこういう腹の立つこともネタにしつつ何とか乗り切れたわけですが、ひとりだったら本当に辛かっただろうなあ~。

 なんで急にこんなことを思い出したかというと、今日のNHKの夜のニュースで、英会話教室のNOVAの「苦情対策マニュアル」が紹介されていたから。「予約がとりにくい」とか「周りのレッスンがうるさい」とかいった苦情への対応の他に、「講師の英語の訛りが強すぎる」という苦情への対応も紹介されていました。NOVAのマニュアルによれば、「訛りの強い英語に慣れるのも語学力のアップのひとつ。それによって国際的に通用する英語力を身につけることができる」のだそうです。
 あはは、なかなかうまいこと言いますね。あんまり可笑しくて、アイロンを掛けながら声を出して笑ってしまいました。テニスで言えば、打ち頃のボールで練習すべき初心者に、気合いだー!とばかりに、クセ球で球出しをするようなもんでしょうか。
 私たちも渡米前にNOVAでレッスンを受けていけば、あんなに苦労しないですんだのかな(笑)。
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by thebrandywine | 2007-06-29 23:22 | アメリカ

茶太郎+ぴーこのおばかな日常: ぴ「うりゃー!」 茶「ぐぇぇぇ~」


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