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 きのうは、昼過ぎまで仕事だった茶太郎と待ち合わせて、隅田川で花見をしてきたのですが、その帰り道のこと。
 知り合いに先日教えてもらったイタリアンのお店で、各種グラスワイン飲み放題(1,500円)を心行くまで楽しんだ後、電車で帰途につきました。途中で1度目を覚ましたところ、隣の茶太郎も爆睡中。まあ、2人とも、飲み放題なのをいいことに、かなり飲みましたからね。で、次に目を覚ましたときには、電車は、私たちが降りなければならない駅(使える駅が2つあるのですが、その2つめのほう)を出るところ。「あー、降り損ねちゃったー」と慌てて隣を見たら、なんと……。

茶太郎がいません!

 茶太郎ってば、寝ている間に私と出かけたことを忘れてしまい、はっと目を覚まして、ひとりでさっさと降りちゃったのです。脳内で勝手に、「仕事帰りに誰かと飲んだくれて、駅に私が車で迎えに来ている(注1)」モードに変換されていたのですって。ひ、ひどい。
 幸い、改札を出る直前に気づき電話をくれ、私のほうも、次の駅で反対側のホームに移動したらすぐ電車がきたので、あまり時間をおかず合流することができましたが……。泥酔した妻を放置して行ってしまうなんて、保護者遺棄罪(注2)でタイホだー!

 写真入りの花見記をアップしようと思っていましたが、隅田川の桜もも向島のお姐さんもどこかへふっとんでしまいました。

(注1)ぴーこは、友達と飲んで酔っぱらって帰ってきた人を駅に車で迎えに行くなんていう、そんな心優しいことはいたしておりません。そういうときは、私もおうちで「ひとり宴会」しているから、車の運転なんてできないんだもーん。
(注2)保護者遺棄罪は故意犯なので今回のような事例は該当しません。
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by thebrandywine | 2008-03-30 21:45 | 日常生活

バーニャカウダ

 茶太郎は、ガタイがいいので(ただのおでぶだという説もありますが)、紳士服売り場の売り子さんに「お客さん、いいカラダしてらっしゃいますねー」と言われることが多いのですが、先日、珍しくひとりで服を買いに行ったときも、売り場のお姉さんに同じようなことを言われたのだそうです。そのときの会話。
お姉さん : 普段、なにか鍛えていらっしゃるんですか?
茶太郎  : ええ、妻に・・・。
 おととい開けた白ワインが半分残っていたので、今日の晩ご飯はそれに合わせて、クリーム系のパスタ(具は鶏肉、きのこ、青じそ)、チーズ、温野菜のバーニャカウダ添え、という献立にしました。バーニャカウダというのは、ご存じの方も多いかもしれませんが、オリーブオイルに、ペースト状にしたアンチョビとニンニクを入れた温かいソース。ニンニクは、好みですが、つぶす前に牛乳でコトコト煮てやわらかくすると、強いニンニク臭が抜けて、いい感じになります。フォンデュのように暖めながら野菜などに付けて食べるのが本来のスタイルのようですが、冷めてしまっても結構イケます。日持ちもするんだそうです。
 明日、明後日は、「ひとり宴会」の予定なので、つまみでいろいろと試してみる予定。とりあえず明日は、マヨネーズに混ぜて野菜スティックのディップに。明後日は、ドレッシングに混ぜてみようっと。目指せ、メタボ!
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by thebrandywine | 2008-03-25 22:41 | たべる
 お彼岸の20日は、都心への「おのぼりさんツアー」に出かけました。茶太郎にもぴーこにも、「ろっぽんぎ」という音の響きはどうも似合わないのですが、そんなこと気にしてたらどこへも行けません。というわけで、レッツゴー!

 まずは、ホテルオークラそばにある「菊池寛美記念 智(とも)美術館」の「14代柿右衛門」展へ。先日、知り合いの個展に出かけた折りにハシゴしようと思っていたのですが、あいにくその日は休館日。一緒に行った人たちに無駄足を踏ませたのでした。会期終了間近だったので、とりあえずやっつけることに。溜池山王から地上に出ると、サントリーホール横の桜坂では、枝先にちらりほらりと気の早い桜が花を咲かせていました。雨の中、ちょっぴり寒そうです。
 この展覧会に行こうと思ったきっかけは、日経新聞に掲載されていた写真です。ウェッジウッドのワイルドストロベリーを見るときと同じような感覚で、「あ、これ、きれい~♪」と思ったのでした。そんな素人の邪道の感想になっていまいますが、個人的には素地の濁手(にごしで)に映える「赤」が全面に出たものよりも、青や緑が多く使われているもののほうがいいなあと思いました。たとえば、木苺や紅葉、サルトリイバラなどがモチーフになっているものです。これが、赤色があまり好きでないためなのか、分量が少ないことで赤が引き立って見えるのをいいと感じたからなのかは、自分でもよくわからないのですが。

 そんなこんなで、いまいち消化不良かつ不完全燃焼の状態で見つけたのが、「ガレとジャポニズム」展のチラシ。この日が初日の展覧会の会場は、なんと、「おのぼりさんツアー」の目的地にあるサントリー美術館ではありませんか。「ガレってだれ?」などとつまんないダジャレを言いながら、雨の中、東京ミッドタウンへゴー。
 歩いても大丈夫なようにかなりラフな格好で、しかも雨の日仕様でしたので、一瞬、「こんな格好で東京ミッドタウンなんて出かけちゃって大丈夫かしらん」と心配になりましたが、現地に着いて見回してみたら、周りも同じようなおのぼりさんばっかり。一安心(?)したところで、とりあえず和風甘味(当日のぴーこのラッキーアイテム)でお茶をしようと、狙いをつけてあった「京はやしや」へ行ってみたのですが、店の横には長い列。しかたなく(?)、「とらや」へ行ったところ、よもぎもち(焼いたよもぎののし餅にあんこがかかっているもの)とお抹茶のセット、お抹茶の単品で、なんと2,300円もとられました(泣)。京都でもこんなに高くなかったぞー!!
 でも、ビル内(ガレリア)の雰囲気は、半年くらい前に行った六本木ヒルズが、「どやっ!」って感じで田舎者をバカにしたような威圧的かつエッジの効いたオシャレさで迫ってきていたのとは対照的に、木材や和紙などのいわゆる「和のテイスト」を主体にしたやわらかな感じで作ってあり、なかなか気に入りました。明るく、開放感もあり、私たちのような田舎のオジサン、オバサンがぼーっとしていても疲れません。ついでに言うと、「ほんとの都会の人は田舎の人をバカにしない」というのが、ぴーこの経験則であります。ということは・・・(以下、自粛)。

 さて、「ガレとジャポニズム」展は、パリ万博等でヨーロッパに渡った日本の美術品が、当時の西洋美術にどのような影響を与えたかというのを、エミール・ガレを素材に、時代を追って見ていくもの。会場には、「北斎漫画」から素材をとった作品が、元となった「北斎漫画」とともに展示されていました(北斎漫画以外にも日本の美術品からの借用がいくつかあります)。とくに初期の作品は、今ならパクリと言われちゃいそうなくらいの「まんま」のモチーフの使われ方で、ちょっと笑ってしまいましたが(しかもそのデザインが意匠登録されていたりするのが、さらに。笑)、時代を経るとともに、だんだんとガレの中で日本が消化されていった様子がうかがえました(というか、そういう展示の仕方になっています)。
 19世紀後半に日本美術がヨーロッパで大きなインパクトを与えたことは、モネの「日本衣装の女」などを通して私も一般的な知識として知っていましたが、今回のガレ展で様々な具体例を見て、こんなにすごかったのかと少しびっくりしました(今後、研究がさらに進んだら、もっとたくさんの具体例が出てくるのかしら)。こういうことを若い頃からきちんと知っておけば、西欧に対して過剰に卑屈な感情を抱いたり、それと裏腹の偏狭なナショナリズムに陥ったりすることはないのかもしれないな、などと思ったのでした。
 「ガレとジャポニズム」展は、六本木のサントリー美術館で5月11日(日)まで(1,300円)。日本美術の影響なんていうのを度外視して作品だけ見ていても楽しいので、時間があったらまた行ってみようかな、と思っています。

 そういえば、エミール・ガレの展覧会は、アメリカから帰国したばかりの頃にも、同じサントリー美術館(当時は赤坂見附にありましたが)へ見に行ったのでした。「サントリー美術館はガレの作品をたくさん収蔵しているのね」と思う一方で、「ああ、あれからもう4年もたつのね~(トオイメ)」と、何やら感慨深いものもある雨の日なのでした。
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by thebrandywine | 2008-03-22 21:39 | 日常生活
 茶太郎が出張から戻ってきました。今回のお土産は、香港のお茶のほか、オーストラリアのベジマイト。
 ベジマイト(Vegemite)というのは、塩っ辛いチョコレート色のペースト状のもので、パンに塗って食べたりします。日本でいえば、朝ごはんのときの納豆とか海苔の佃煮みたいなもんでしょうかね。ベジマイトのサイトはこっち
 私は、これ、すごく好きで、今回わざわざ頼んで買ってきてもらったのですが(忘れないように、現地の茶太郎に督促のメールまで出した!)、好き嫌いがかなり分かれる食品ではないかと思います(茶太郎は大嫌い)。今回一緒に出張に出かけた茶太郎の同僚は、「あ、面白そう」と、茶太郎の制止を振り切って(笑)購入されたそうですが、さて、吉と出ますか凶と出ますか。茶太郎は「オレが止めろといったのに、アイツ、人の言うことをきかないで。知らないぞ」とか何とか憤っていました。

 ところで、先日の展覧会の前後にいろんなデパートの食品売り場をフラフラと徘徊したところ、あちこちに「最後尾はこちらです」との掲示がありました。「いったい何やねん」と思ったら、3月14日、世間で言うところのホワイトデーでした。
 売り場が閑散としているのを見て、「なんだ、売り手が騒いでいるだけで消費者は意外と冷静じゃん」なんて思ったのですが、それは昼間の光景から軽々に結論を出そうとした私の浅はかさゆえのことでありました。夕方のラッシュの時間帯、東京駅に新装オープンした某デパートでは、スーツの男性たちが長蛇の列。いわゆるデパ地下(このデパートの場合、地下じゃなくて1階ですけれど)が殿方の集団でラッシュ状態という、ちょっとありえない光景に、「ひょえー」と目を丸くしていました。
 しかし、ここでまた新たな疑問が。バレンタインデーといえば職場での儀礼的な行事だという貧困な(?)認識しかない私としては、「でも今日は3月14日じゃん。今ごろ買っていったい誰に渡すのさ」と思ってしまったわけです。しばらくしてから、「そっか、妻や娘に買っていくのね」ということにようやく思い至ったのですが。東京駅という場所柄、出張のお父さんたちが重大な使命を帯びていたのかもしれませんね。そういえば、帰りの電車には花束を手にした中年男性も。うーん、みんなまじめだなあ。
 もしかしたら以前にも書いたかもしれませんが、バレンタインデーが「女性から男性に」「チョコレートを」贈る日だというのは、たしか、二重に特殊日本的な位置づけなのですよね。ヨーロッパではどうなのか存じませんが、少なくともアメリカのバレンタインデーは、親しい人が「性別に関係なく相互に」「とくに品物に制約はなくプレゼントやカードを」贈る日で、語学のクラスでも、(たしか陽気な人気者の中国人男性の発案で)その日に授業に来ていた生徒みんなで寄せ書きをして、それを担当の年配の先生に差し上げた記憶があります。
 そして、バレンタインデーに、日本のような「性別にもとづいた」「片面的な」儀礼的贈答を行う日だという位置づけをしていないことの当然の論理的帰結として(ってすごい大げさですが)、ホワイトデーなんて日も存在しえないことになる、というわけ。ちなみに、この時期のスーパーやドラッグストアの催し物コーナーは「イースター」一色、のはずです。
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by thebrandywine | 2008-03-16 23:30 | 日常生活

上村淳之展

 先日の花粉症爆発は、薬を飲んだらおさまり、「水も滴るいい女」から脱却いたしました。……というような記事をあげようとして気づいたのですが、去年もアタクシ同じようなことをしておりました。ぜんぜん進化していません。今年は消火活動を開始するのが遅かったからか、昨年よりも鎮火に時間がかかりました。やはり初期消火が肝心。

 さて、きのうはこの時期にはうれしい雨降りでしたが、ずいぶんと久しぶりに、都心へバードウォッチングに出かけてきました。シギチなどの水鳥中心です。場所は日本橋、といっても日本橋川で何かを眺めていたわけではなく、出かけたのは三越です。鳥は鳥でも、絵の具で描かれた鳥たちで心の洗濯をしました。
 上村淳之の鳥たちは、何かを訴えかけてくるわけでもなく、圧倒的な迫力で迫ってくるわけでもなく、ただ穏やかに、あるがままに、そこに息づいていました。絵を見ているうちに、自分が紙上の鳥たちに同化して、やわらかな日の光や月の光の中で、さわさわという風の音に耳をそばだててながら季節の移ろいを感じているような気持ちになってくるのです。そして、鳥たちのまなざしの先にあるはずの世界。父・松篁の意匠を凝らした作風とは違いますが、何とも言えない暖かみと広がりがあります。松園・松篁・淳之の上村三代の絵を初めて知って以来、とりわけ淳之の動物画に惹かれてきたのですが、その理由は淳之の言うところの「リアリティ」と「余白」にあるのかもしれません。
 きのうは、もともとは知り合いの個展に出かける予定だったのですが、一緒に行く人の体調不良でキャンセルになり、「せっかく出かける予定にしていたことだし、それなら」と、日程的に優先順位を下げていたこの展覧会に行くことにしたのでした。ラッキー。

 上村淳之展は、日本橋三越本店で明日16日まで(入場料は800円ですが三越カードがあると同伴者1名まで無料になります)。パリ三越エトワールで2007年10月~12月に行われたものの凱旋展覧会。このあと、福岡三越(3月22日~3月30日)と名古屋三越(4月16日~21日)を巡回します。鳥好きの方はぜひ。私のようなシギチ音痴の方には、図鑑を持って行くことをおすすめします(笑)。
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by thebrandywine | 2008-03-15 23:05 | 日常生活

花粉症爆発(T_T)

 きのうの東京は20度近くまで気温があがったそうで、そうなると必然的にアレもわんさか飛び回ることになるわけで、ぴーこの花粉センサーの性能も大幅にアップいたしました。約半月ほどの間、各種ムズムズ感・イガイガ感に悩まされる程度ですんできたのですが、昨晩あたりから急に鼻炎がひどくなってきて、大量のティッシュペーパーを消費しています。センサーの性能がアップしたというか、メーターの針が振り切れたというか。 
 一方で、例年は私より症状がひどく、抗アレルギー剤を服用し、点鼻薬をシュッシュして、それでも「あ゛~う゛~」とウザい茶太郎のほうは、今シーズンは、2月と3月(今また出かけてます)の2回の海外出張のおかげか、まだ何ともない様子なのです。今年はなぜか私の言うことを素直に聞き、去年までめんどくさがっていたマスクを真面目につけていたのも勝因のひとつでしょうか。「ちっ、自分だけ」って感じで、ビミョーに腹が立ったりします(笑)。
 結果的にグシグシのズルズルになってしまったぴーこではありますが、かなり用心して早めの時期からマスクをしていたので、鼻炎になる時期を遅らせることができたような気もします。マスクというのは、とくに症状の軽い人にとっては、効果絶大かもしれませんね。

 蛇足ですが、茶太郎の今回の出張先には香港も入っています。私は日本でいつもどおりの生活を送っているわけですが、きのう図書館に行ったら、新着図書のコーナーに、香港のガイドブックと、陳健一さんの料理の本(写真入りのすごーく豪華な本)が並んでいました。というわけで、茶太郎に対抗すべく、2冊とも借りてきて脳内香港グルメ旅行を楽しんでいます(陳健一さんは四川料理ですが、まあ、とりあえず、そういう細かいことは抜きにして)。写真を眺めているだけで、ビール1本いけちゃう感じです。
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by thebrandywine | 2008-03-12 13:32 | 日常生活
 教え子に関係を迫る教師とか、関係を拒まれると相手を脅迫する男とか、今さらそういうものに驚くぴーこではありませんが、それにしても、そのメールを校長室のパソコンから送信しちゃうというのが信じられません。
 同じ「悪いこと」をするにも「やり方」というものがあると思うのですよね。少なくともアシのつかない方法を選ぶとか、もうちょっと巧妙に、というか、いくらなんでもあれは幼稚だというか・・・。それとも、脅迫しとけば相手が言うことを聞くから、絶対バレないと思ったのかしら(いや、だから、そもそも自分が悪いことをしているという意識がないのだから、そんなことを言ったって意味ないってば、なんて声が聞こえてきそうですが・・・)。
 こういうことが、教師という職にある人間の、精神的な未成熟というか、「世間」とのズレというか、危機管理能力のなさというか、そういうもののあらわれであるとしたら、ちょっとイヤだなあと思ったのでした。いや、もちろん、教師全般について一般化するつもりはないのですが。
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by thebrandywine | 2008-03-10 22:03 | どうでもいいこと

爆弾テロ

 今朝のテレビで流れていた、バグダッドの繁華街での爆弾テロ(現地の6日夜)のニュースには、強い憤りを感じました。最初の爆発で被害を受けた人の救助などのために人が集まってきたところを狙って、さらに自爆テロ。宗教とか思想・信条とかいったものよりも、もっとずっと根源的な人間の善意を利用した卑怯な行為。
 もちろん、テロというもの自体がそもそも卑怯なわけで、特定のテロの手口に対して「卑怯だ!」と怒ってもあまり意味はない、ということもわかってはいるのですが・・・。
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by thebrandywine | 2008-03-07 22:31 | その他いろいろ
 午後、何気なしにテレビをつけて、これまた何気なしにチャンネルを教育テレビに合わせたところ、「おかあさんといっしょ」をやっており、「ことわざソング」という歌が流れてきました。ユーモラスな具体例をあげて、そういうのをことわざで何というのかという問いかけをした後、「猿も木から落ちる」のようなことわざを紹介するというもの。全体として面白い歌なのですが、ひとつものすごく気になったことがありました。
 タイトルの「転ばぬ先の杖」もことわざとして登場するのですが、次のようなものがこのことわざの具体例として歌われていたためです(文言は正確ではないかもしれません)。
  • 雨が降る前に傘を差す
  • 芋を食べる前におならをする
  • おねしょをする前に布団を干す
 どれも、心配のあまりにタイミング無視の無意味な準備してしまうというこっけいさが前面に出てしまっています。結果的にぬれないですみそうな最初の「雨傘」の例はともかく、後二者は、「おなら」や「おねしょ」を防ぐ手段としては意味がなさそうですし。念の為、広辞苑をひいてみたところ、「失敗しないように、前以て用意をしておくこと」(第5版)と書いてあるだけで、歌で歌われていたような否定的な意味合いはやはりありませんでした。
 民放のバラエティか何かでタレントが誤解をして言い間違えたということなら、「まあ、目くじらたてないでも」と思わなくもないのですが、「天下のNHK」の「子ども向け教育番組」でこういうことがまかり通っているのは、かなりやばいんじゃないのと思いました。こうした番組の日本語に対する影響力は小さくないはずですので、ちゃんと責任と矜恃をもって取り組んでほしいと思います。
 「言葉や慣用句の意味合いが時代とともに変わっていくのは仕方のないことなのだ」と、常日頃、自分に言い聞かせるようにしているのですが(誤用がまかり通るのが性格的にイヤ。笑)、今回のような誤用が変化のきっかけになるのだとしたら、それはちょっとやだなあ。うんと将来の国語辞典の「転ばぬ先の杖」の項目に「ことわざソング」のような意味が載り、「(1)の誤用。NHKの番組がきっかけとなった」なんて解説がついちゃうのかしら。
 ちなみに、「転ばぬ先の杖+おかあさんといっしょ」で検索をかけてみたところ、同じ疑問を持っている方がたくさんいらっしゃるようで(そりゃそうだ)、「ことわざソング」がらみの記事がわんさとヒットしました。
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by thebrandywine | 2008-03-05 23:01 | ことば

花粉センサー

 お昼過ぎに車を運転しようとしたら、濃色のボディが真っ白になっていました。黄砂の実物を見たのはこれが初めてです。ノースカロライナに引っ越したときに、春先、街中がマツの花粉をかぶったことがあったのですが、その当時のことを思い出しました。乗っていた車がモスグリーンだったので、黄色いマツの花粉をかぶると「うぐいす餅」みたいになるんですよね。ちょうど日本を離れて1年たった頃で、「あう~、うぐいす餅食べたい~」とうなっていました(そのことを書いたのがこちら)。結局いつも和菓子のことを妄想しているぴーこなのでした。

 ところで、花粉の悲惨、もとい、飛散は、天気予報によると今週がピークだそうですね。
 アナウンサーの中には、「ああ、この人辛そう~」という同情の涙を禁じ得ない声で仕事をしていらっしゃる方がたくさんいますが、お昼前に書留を届けてくれた郵便配達のお兄さんもそのひとり。面識がなくこれまで声をきいたこともない人なのに、マスク越しにひと声きいただけで重症のスギ花粉症とわかってしまう声で「ここに印鑑お願いします」。思わず「この時期、大変ですね」と世間話を始めてしまいました。
 そのお兄さんによると、今日は朝から格別にすごくて、お昼の段階でもう疲れてぐったりとしてしまっていたのだそうです。私にも花粉センサーはついていることはついているのですが、幸いあまり「性能」がよくないので、飛んでいるかどうかがわかる程度です。何とか薬を飲まずマスクだけでしのげていますし。それに比べて、敏感なセンサーつきの人は本当に大変。しかも1日外にいる仕事だなんて・・・ね。
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by thebrandywine | 2008-03-04 20:45 | 日常生活

茶太郎+ぴーこのおばかな日常: ぴ「うりゃー!」 茶「ぐぇぇぇ~」


by thebrandywine