THE BRANDYWINE

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 (タイトルだけ見ると私がボランティアに行ったような誤解を与えそうですが、私はマッサージ受けながらボランティアの話を聞いていただけです、ごめんなさい、ごめんなさい。アップしてから気づきましたが潔くないのでこのままにしておきます。)

 久しぶりに、マッサージを受けてきました。
 最近は、首のツボ(?)がわかってきたようで、緊張性の頭痛はある程度回避できるようになりました。私の場合は、首の両横からデコルテにかけて、リンパ液を流す気持ちでなでてやって、あとは、背骨のいちばん上の出っ張り(第一頸椎?)のあたり(「大椎」というらしい)を刺激してやると、頭痛になりにくい気がします。
 これだけでずいぶんすっきりと暮らせるのですが、でも、肩や背中のコリまでは自分では直せず、今日は久しぶりにいつものお姉さんにストレッチをやってもらってきました。このところ寒い中を節電に勤しんでいたので、どうしても体が丸まってかたくなっちゃってたのですよね。
 施術してもらいながら、「避難所暮らししていたら、体中バリバリになっちゃいますね」なんて話をしたら、じっさいに避難所からこちらに移ってきた方がお店に来られたようで、「もう本当に体中パンパンなんですよー。寒いし先行き見えないし、そりゃストレスで体もかたくなります」と話してくれました。
 で、さらにいろいろ話していたら、そのお店(を経営しているチェーン全体)の人たちで、すでに福島のどこかの避難所にボランティアに行ってきた、ということも教えてもらいました。避難所暮らしの人たちが入りに行ける入力入浴施設があるそうで、日帰りの強行軍ででかけ、そこで施術をしてくるんだそうです。今後も何度か行くらしい。
 そういえば、避難所ボランティアで喜ばれることのひとつに、マッサージがあるというような話を読んだことがあります。それぞれ得意技を活かして、と言いますが、こういう形の社会貢献もあるんだなあ、と納得。マッサージしてもらいながら、最初は、自分だけこんな優雅にしていていいのかしらと罪悪感めいた気持ちが出てきていたのですが、話をきいて少しだけほっとしました。体と一緒に心もほぐしてもらった気分です。
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# by thebrandywine | 2011-04-06 23:58 | 日常生活

リリエンベルグ

 NPO/NGOに送れる支援物資が何かないか家捜ししてみたのですが、タオル以外はまとまったものが何もなく、ちょっとがっかりしているぴーこです。貯め込み得意なリス体質なのにこんなときに役に立てないなんて! やっぱ、こういうのは、各家庭にあるちょこちょことした物資を、ご町内とかマンションとか職場とか学校とかの下部構造で集めてから、上部構造へお送りするのがあるべき姿なんでしょうね。名古屋に疎開してた頃が動き時だったのかもしれぬ、とちょっと後悔。 

 先日、近くへ行く用があったので行ってきましたよ! 新百合ヶ丘のリリエンベルグ

 消費行動をして経済を活性化させよう、というのは表向きの理由で、震災以来、計画停電と原発の先行き不透明さとスーパーの品不足とで、気分が灰色になってクサクサしていたので、甘いもんでも食って平常心を取り戻そうというのが本当のところです。

 ちょうどおやつの時間だったので、お店でいただいてこようと目論んでいたのですが、満席で待ち時間長しということで、ケーキ、4つも買ってしまいました。
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▲ご存じ、このお店の看板商品「ザッハトルテ」


 このケーキの担当は茶太郎。一口食べて感動していました。少しもらった私も「うまー!」 でも、お味もいいんですが、何度見てもほれぼれするのが、この切り口。チョコのコーティング以外、一切飾り気のない外観とあいまって、何だかものすごい潔さを感じるんですけれど。感動するツボが間違ってるかしら?

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▲「黒い森のトルテ」・・・だったと思います。
違っていたらすみません。


 チェリーの酸味とチョコのコクのバランスがいい感じ。

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▲コーヒーとなんとかのなんちゃらかんちゃら
すみません名前を忘れてしまいました。


 写真を撮ったときには気づかなかったのですが、食べるときにお家の形になっていることに気づきました。かわいい。
 コーヒー味(生地+クリーム)の部分は、他のケーキに比べて甘みが強くて、一歩間違うと一昔前のロールケーキ風になってしまう可能性がなくはないと思われるのですが、屋根の部分にかかっているロースとしたナッツがいいアクセントになっていて、そのコントラストが味の締まりを生み出しているような気がしました。むふふ。

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▲「いちじくと紅茶のタルト」・・・だった気がするのですが、記憶が。


 生地の部分は卵の風味がしっかり感じられました。中に入っているクルミがいい仕事してます。しっとり、ずっしり、でもふんわり、という感じです。おいちい。

 2個いっぺんに食べるのはどうも抵抗があって、初日は上の2つだけいただきました。1日おいて食べるなんて美味しいケーキへの冒涜だなと思いつつも、後半2個は翌日消費。2個いっぺんに食べちゃっても、「健康には直ちに影響がないレベル」だとは思うんですけれどね(笑)。
 家から近かったら、しょっちゅう通いたいところですが、絶対的な距離もさながら、道路が混むので時間距離が(涙)。いくら出したらこの近くにマンション買えるのかな、なんて一瞬本気で考えたりしましたが、いいや、もうちょっと近いところに、ジャルダン・ブルーとか、ホーエス・ロープとかあるから。
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# by thebrandywine | 2011-04-05 23:34 | たべる

塩川久男 展

 午後、マンションの管理人さんから電話がかかってきました。曰く「駐車場の止める位置、間違えていませんか?」 いつもは、止まっていることの多いお隣の車を目印に駐車しているんですが、今日はお留守で目測を誤り、まさにそのお隣のスペースに止めてしまったのでした。
 赤面しながらおわびして家に戻ろうとしたら、管理人室で事の顛末をすでに聞いていたらしい知り合いの人に会い、「いやー、ぴーこさんでもこういうことするんだ、普通の人なんだって安心したよ、はっはっは!」と笑われました。いったいどんな人間だと思われてたんだか。というかワタクシ、この手のことはしょっちゅうなんですが、美しい誤解はそのままにしておいたほうがよかったかしら。

 知り合いが個展をするのでご案内。そういえば、開催前の展示会・展覧会を紹介するのって初めてだったかも(笑)。

塩 川 久 男  展

2011年4月19日(火)〜24日(日)
11:00〜18:00(最終日17:00)

大黒屋ギャラリー7階
(地下鉄「銀座」駅A2出口徒歩0分、JR「有楽町」駅徒歩7分)



 「国内・外、各地の風景を中心に、油彩、淡彩スケッチなど40点ほど展示します」とのこと。水彩画のタッチはこんな感じです(→暮しの手帖社)会場の大黒屋ギャラリーは、銀座4丁目の交差点の三愛からちょっとだけ新橋方面へ行ったとこ、ユニクロの手前です。お時間があればぜひどうぞ。
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# by thebrandywine | 2011-04-04 16:44 | みる・きく

エイプリルフール

 今日は、4月1日、エイプリルフール。こういう状況の中で、“人を不安にさせたり悲しませたりすることのないジョーク”を考えるのって大変ですね。

 でも、私の場合はね、根っからの正直者で、たとえ震災がなくっても、エイプリルフールじゃなくっても、ウソをつくことができないんですぅ。ウソつくと、鼻がムズムズしてくしゃみが止まらなくなってじんましんが出てくる体質なんですぅ。へくしっ!

 ・・・あ、くしゃみ出てきた。
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# by thebrandywine | 2011-04-01 14:49 | 日常生活

配水所

 大きな出来事を機に、公共の施設が新たに案内を出したり、あるいは、これまで気がつかなかった表示に私たちが気づくようになったり、ということって時々ありますよね。

 きのう幹線道路を走っていて、水道局の配水所があることに初めて気づいたのですが、その入り口にこんな表示が。

大地震のときは
ここでお水を配っています


 ぴーこ「そうか、だから配水所っていうのか!」
 茶太郎「いや、違うと思うぞ。」
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# by thebrandywine | 2011-03-30 17:32 | ことば
 地震の話ばかり続いたので、近況小ネタなどを。ぽぽぽぽーん。

【「かいダメにんげん」発見】

 原発事故の先行きの——というより、政府や東電の説明の、といったほうがいいかもしれませんが——不透明さがあるので、買いだめをする人をばっさりと断罪することは難しいと感じるのですが、私自身はそういうことに荷担すまいと思いつつ名古屋へ帰りました。

 で、名古屋の実家でトイレに入ってびっくり。
 実家は、老親2人に中年の息子(私の弟)の3人暮らし、1階と2階にトイレが1つずつあるのですが、備蓄されているトイレットペーパーを数えてみたら、合計で4袋ちょっとありました(約50ロール)。orz

 料理をしていたら料理酒を使い切ってしまい、しかし、以前にストックがあったところを見ても見あたらず。ストックがないことに不満を覚えるどころか、すっきりした暮らしをしているのかと思って安心したところ、それは私の勘違い。別の場所にたっぷりと在庫がありました。教えられた場所を開けてみたら、料理酒、みりん、薄口醤油などはそれぞれ2〜3本だったのでまだよかったのですが、普通の醤油に至っては7〜8本並んでいました。orz orz
 娘の私と違って、料理をする回数が多いので、これだけあっても「すぐになくなっちゃう」そうなんですが、いったいどんだけ・・・。

 まあ、でも、この買いだめは、今回の震災に端を発する不安によるものではなく、加齢に伴う記憶力・判断能力の低下でもなく、昔からの習性なので、もう今さら何を言っても無駄なんですけれどね。
 15年くらい前、まだ私がずっと若かった頃、したがって、母もまだ若かった頃、帰省してシンクの下の戸棚を開けたら、あちこちからマヨネーズが6本くらいゴロゴロと出てきたこともありましたから。ちょっと前に、少しストックの総量を減らしませんかと提言したら、買い込むのは年齢のせいだという類の弁解と自己批判が始まったので、「いや、買い込むのは若い頃からのクセであって、加齢が原因ではない」と指摘したら、ものすごくイヤな顔をされました(笑)。私は、年齢のせいではないのでむしろ安心してという趣旨を込めたのですが、母は、どちらも認めたくなかったようで、マヨネーズ事件はほんの2〜3年前の出来事だと強弁してました。
 賞味期限切れの食材や調味料を使うよりも、少々割高でも新しくて美味しいものを使ったほうが生活は豊かだと思うのですが、まあ、何を言っても仕方ないですね(あ、循環してきた)。
 ・・・と、親の悪口をこんなところで書いてストレス解消している極道娘。リスの親はリスの大親分だったことが判明したのでした。

【笛吹きケトル】

 自宅で使っていた笛吹きケトル、茶太郎に破壊されて笛が鳴らなくなっていたけれど、お湯はちゃんと沸くので使い続けていたのですが、今朝、私が空だきをしてしまって、ジ・エンド。やっと新しいのを買ってきました。
 これまで使っていたのは、「ぷおおお〜ん」というハーモニカのような汽笛のような音がして、なかなかいい感じだったのですが、新しく買ってきたのを使ってみたら、断末魔の悲鳴のような、音量は小さいけれどすさまじい音がします。まあ、こんな音が鳴り続けたら耐えられないので、即刻スイッチオフ。省エネ、防災には適しているのですが。
 笛吹きケトルは、いちばん大切なスペック(?)を店頭で確認できないのが難点です。

【健康に直ちに影響があるとか、ないとか】

 地震ネタになっちゃいますが、最近「健康に直ちに影響がない」という言葉が流行っていますね。
 名古屋に帰って友達と会ったときも、体によろしくないものをあれこれ注文して、「まあ、健康には直ちに影響しないから」と言い訳しながら食べてました。

 東京のモノ不足は、ガソリンとかカップ麺などについては、ようやく解消したようで何より。でも、納豆、牛乳(とくに500mlなどの少量のモノ)、プレーンヨーグルトなどの棚は、半端な時間だと相変わらず空ですね。レジの人に聞いたところ、毎日入ってくるけれどすぐに売り切れてしまうのだそうですが、開店時間に並ぶほどの気合いも根性もないわが家。
 しかし、納豆とかヨーグルトなどの発酵系の食べ物は、「健康に直ちに影響が出」ますね。毎朝の成果(笑)に如実に反映してます。

【名古屋の地下鉄の女性専用車両】

 名古屋の市営地下鉄の東山線(東西に走るいちばん古い路線)は、東京の銀座線と同じ小さめの規格の車両なんですが、6両編成なので前後が見渡せてかわいらしい感じです。その、真ん中あたり(進行方向で3両目または4両目)の車両が女性専用車両なのですが、女性専用車両に乗る資格のある男性について言及してあって驚きました。
 女性専用車両に乗れるのは、
  • 女性のお客様に同伴される小学6年生以下の男性のお子様
  • 身体の不自由なお客様と介護者のどちらかが女性の場合に同伴される男性のお客様
のいずれかなんだそうです。東京の私がよく乗る路線ではそんなの書いてなかったような。
 まあ、ルールとしては妥当な線だと思いますが、ここまできっちりと書くのは、名古屋の土地柄の律儀さの反映なのか、何か過去にもめたことがあったのか、いったいどうしてなのでしょう。ここに引用されたような状況だったら、女性専用車両に乗らなくてもいいような気もしたりするんですが。

【カモかも?】

 同じく名古屋の地下鉄で見たもの。
 東京の地下鉄や私鉄の車内でも、過払い金取戻しの広告は(もううんざりするくらいたくさん)見かけてますが、名古屋で見たのは東京のものとはひと味違いましたよ。
 東京でよく見かるものは、どれも、その事務所の弁護士や司法書士の顔写真が載っている(裏で糸を引いているのは誰だかわかりませんが)ものばかりで、タレントやモデルを起用したものは見かけたことがなかったのですが、名古屋の地下鉄に貼ってあった広告では、坂東英治がニコニコ笑ってました。「払い過ぎてるカモ?」「お金が戻ってくるカモ?」なんて書いてありましたが、カモはいったい誰の(以下略)

 他にもいろいろあったような気はしますが、とりあえずこんなところで。
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# by thebrandywine | 2011-03-28 22:45 | 日常生活
 週明けに仕事が入っているので、名古屋から戻ってきました。名古屋では、計画停電のスケジュールをいちいち気にしないですみ、外へ出かけたときも帰りの時間や電車の運休を心配する必要がなく、原発からの距離も東京よりはずいぶん遠く、そういう意味では、地震の影響をあまり受けずに気持ちが解放されてすごすことはできました。
 でも、じゃあ、仕事の能率が上がったかといえば・・・。やっぱり実家じゃ落ちついて仕事はできません。今回よーくわかりました。もちろん、地震のニュースが気になったという側面もあったのですけれど。

 とまあ、自分のダメっぷりをさらすのはこれくらいにして、計画停電の話。

 東京電力が、この26日からは、5つのグループをさらに5つ、変電所ごとに整理をして合計25のグループに細分して計画停電を行う、というニュースを読んでいたので、いったいどんなふうに細分化するのだろうと思っていたのです。でもふたを開けてみたら、事前にイメージしていたのとは全然違っていました。私が勝手に想像していたのは、たとえば私の住んでいる八王子市をいくつかのグループに分ける、というものだったのですが、そうではありませんでしたね。八王子市の大部分は、第2グループだったのですが、この第2グループがそっくりそのまま2-B2-Dになっただけだったのでした。

 じつは、私たちが居住しているところは、14日の計画停電開始以来、多分まだ1度も停電になっていないんじゃないかと思います。
 名古屋へ行く前も停電にはならず、とくに3月15日なんて、夕方の食事時の停電でしたので、おにぎりにぎって、懐中電灯と食卓のろうそくまで用意して、かなり気合いを入れてスタンバっていたにもかかわらず、何の変化もなく肩すかしな気分でした。
 「何で計画通り停電しないんだ!」と怒るほどアホではありませんが、震災から日が浅く、原発の深刻な状況もまだ私たち一般人のところへは伝わってこず、自分の家に電気が来ないことで少しは被災者の人たちの気持ちに寄り添ったり、何かの役に立ってる的な気持ちになれたりできると思っていたんじゃないか。にもかかわらず、その機会を失って、ややがっくりしたんじゃないか、というのが自分の肩すかしの原因の正直な見立てです。
 18日から数日間は完全に留守にしていましたので、正確なところはわからないのですが、わが家のお風呂を沸かすマイコンについている時計は、短時間でも停電になれば時刻設定をやり直さないといけないシロモノなのですが(ちょっとでも電気が止まると「0:00」を指してピコピコと点滅してめんどくさい)、そのパネルの時計がちゃんと今の時刻を指しているので、留守中もいちども電気の供給が止まらなかったんじゃないかと推測しています(もし停電があったのだったら事実誤認です、ごめんなさい)。
 茶太郎は私より一足先に名古屋から東京の自宅に戻っていたのですけれど、茶太郎が帰ってきてからも停電なし。

 じゃあ、八王子市全体がまったく停電が起こらなかったかというと、そんなことはないのです。
 市のサイトで確認できるのは今日の段階では18日以降の分ですが、18日から今日までの間に少なくとも3回は停電になっています。それ以前については、自分の記憶で、たしか2回くらいは、市内のどこかが停電になっていたはずです。具体的にどこで見かけたものだか忘れてしまったのですが、ネットで「自分の家も実家も八王子にあるけれど、自分のところは1回も停電になっていない。母親のところは毎回も電気が消えていて可哀想」という書き込みを見かけた記憶もあります。また、市のサイトによれば18日午前の停電範囲は市のほぼ全域だったとのこと。つまり、八王子の第2グループでいえば、最大5回停電があったのに、1回も消えていないところもあれば、何度も(おそらく3回以上は。もしかしたら毎回?)停電になっているエリアもある、ということです。

 今回、東電が5グループを25グループに細分化した理由は、同じグループでも停電になるところとならないところがあって不公平だったり、疑心暗鬼になったりという問題があるのでそれを解消する、ということだったかと思うのですが、このやりかたで本当に問題は解消するのでしょうか。
 細分化されてから、八王子はまだ停電の順番が回ってこないので何とも言えませんが、「不公平」とか「疑心暗鬼」がどこから来ているのか、ちゃんと理解がされているのだろうかという疑問を持ってしまいます。不公平や疑心暗鬼を感じるのは、「八王子」と「埼玉のどこぞ」の比較ではなく、同じ市内のあっちとこっち、川の向こうとこっちがわ、という目に見えるところで発生する違いから来るのではないかと思うのですが。これが私の偏った思い込みであれば、それはそれでよいのですけれど。

 不公平だの疑心暗鬼だの、といえば、計画停電が始まってほんの数日で23区の大部分がゴッソリと対象地域からぬけたことも、さらに不信感をあおっているんじゃないかという気がします。

 私は、3月17日に、地震後初めて23区内にある職場へ行きました。当初の予定ではこの日の夕方に職場のある地域の停電が予定されていたので、それまでに仕事のキリをつけて、電車の運休にひっかからないように帰らなくちゃ、とあわてていたのですが、職場の最寄りバス停でバスを降りたら、東電の広報車が走っているのを目撃。車には、「○○区では、これ以後、停電はありません」という目を疑うような張り紙が! 「え、なにそれ、ずるい」と思い、慌ててオフィスに駆け込んでパソコンを立ち上げて区の広報をみたら、私の見間違いではなく、やはりそういう趣旨のことが書いてあったのでした。
 びっくりして、東電のサイトにある東京都の区分け表をみてみたら、当初入っていた、葛飾、大田、目黒、世田谷、練馬、といったあたりがごっそり抜けています。大きく報道された通り、23区で対象地域に残ったのは、荒川区の一部と足立区のみ。しばらくは明確な説明がされることもなく、何だか裏でコソコソという印象で、このことが報道のレベルで明らかになったのは、荒川・足立の区長さんたちが抗議をしてからだったのではないでしょうか。その理由についても、都心部は交通量も多く、信号が消えると危険が大きい、といった説明がされていましたが、一口に23区といったって、実情はいろいろなんじゃないでしょうか。合理的な理由というよりは、何らかの意図があるんじゃないか、意図というよりはもう差別なんじゃないか、なんて勘ぐってしまいます。

 そうは言っても、最初に書いたとおり、わが家自体は一度も停電の憂き目に遭ってはいませんので、「自分のところの電気が止まってないくせに、何言ってるの?」と言われそうな気もします。たしかに、じっさいに停電になるのとならないのとでは、きっと大違いで、文句を言う筋合いではないのかもしれません。でも、たとえいちども停電にならないとしても、「今日の、明日の、この時間帯に停電になるかもしれない」という状況に立たされること自体がストレスの原因になるのは事実です。明日の見通しすら立たないと言う意味で、たとえ「可能性」であっても生活に大きな支障をもたらすことは間違いありません。
 被災地は想像を絶するような大変な状況なのですし、電気の供給量が需要に追いつかないのも事実ですから、停電やその可能性じたいに「不便でストレスたまるからアタシやだ!」と文句をつけるつもりはないのです。停電するかしないかが直前にならないとわからないことについても同じです。必要な我慢ならば工夫をして前向きに甘受しようという覚悟くらいはあります。
 でも、なぜあるエリアは停電対象地域になっていて、別のエリアはそうではないのか、同じ対象エリア内に、決まって電気の止まる場所とそうでない場所とが存在するのはどうしてなのか、そのあたりの説明をきちんとしてもらえないのでは、顧客の理解は得られないのではないでしょうか。サラリーマン家庭はまだしも、停電対象区域で事業を営んでいる個人事業者なんて、ヘタをすると倒産のリスクを増大させることだって大いにあると思うのですが、ちゃんと納得してもらえるのでしょうか。
 「夏は23区の大部分にも停電を甘受してもらう」と東電の副社長は言ったそうですが、今やっていないこと、納得のいく説明のされていないことを、夏にちゃんとやってくれる保証はあるのでしょうか。それとも、今はそう言って23区以外の消費者をテキトーになだめておいて、なんとか夏までに供給量を戻そうというハラなのでしょうか。鉄道関係だけにピンポイントで給電することだって、「技術的に無理」とか言っておきながら、要請があれば何とかできたわけで、ただやる気がないだけじゃないのか、競争がない企業はいいよなー、とも思ってしまいます。(最後のほう、かなり投げやり、スミマセン)
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# by thebrandywine | 2011-03-27 21:52 | 日常生活

具体的な節電効果

三菱総研「電力危機を乗り切るために今できること」

 具体的な需給のギャップ、計画停電がもつ意味などについての解説の後、何をするとどの程度の電力消費量を抑制できるかについての情報が提示されています。

 たかだか白熱電球1個であっても、塵も積もれば・・・ですね。わが家は、これまで茶太郎が廊下の照明をつけっぱなしにすることが多くて、「ちゃんと消してよ!」と言うたびに煩がられていましたが、このところ消してくれるようになりました(笑)。正義感に駆られて闇雲に行う節電も、それはそれで悪くないですが、こうやって具体的な数値で示してもらえると効果まで実感できそうで、自宅に戻った後の「ヤシマ作戦」もさらに参加のしがいのあるものになろうというもの。
 テレビについては「輝度を下げる(=節電モード)」というのがありましたが、やっぱり必要以上には見ないというのがいちばんなんじゃないかと。まあ全然見ないわけにはいきませんが、先日久しぶりにAMラジオを聴いてみて、あの感じ、なかなかいいじゃないかと見直しました。とくに食事の支度などをするときにはテレビよりいいかもしれませんね(と、「何を今さら」的な当たり前のことでスミマセン)。

 あと、「ターゲット・ロックオン!」という意味では、こういうのも少し役に立つのかしら。自分がどれくらい貢献でき(てい)るのかという観点からではないですが、夏も計画停電をやるらしいとすると、じっくり見ておいてもいいのかも。

東京電力「電力の使用状況グラフ」
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# by thebrandywine | 2011-03-21 23:58 | 日常生活

名古屋にいます

 現在、名古屋の実家で過ごしています。「疎開」を日用品やガソリンの買い占めと同じ論調で批判する声があるのも知っていますが、いろいろ考え、迷った末に決めたことです。あと数日こちらですごす予定です。

 テレビをつければ震災報道一色(とくにわが家はほとんどNHKしか見ないので)という点では、どこにいても同じなのですが、生活をするうえでの緊張感が東京の自宅にいるときとはまったく違います。実家で長時間集中して仕事をするのは難しいので時おり気分転換に街中に出るのですが、お茶を飲んでいても、みんなが地震のことを気にかけているという感じはしませんし、何より、計画停電や鉄道の運行状況をビクビクと気にしながら過ごす必要がないのは大きいです。こちらでは体で感じるような地震・余震もほとんどありませんし。
 というか、用もないのに街中をフラフラとするという状況自体が東京ではあり得なかったかな、と。用事があれば出掛けはするけれど、何があるかわからないから用がすんだらさっさと帰る、というのが、震災以来デフォルトになっていましたから。

 しかし、車を運転していると、名古屋のローカル局のラジオ番組などを耳にするわけですが、物理的に震災の影響を受けてない状況でも、さまざまな——ラジオなのでおもに音楽関係の——イベントを中止するというお知らせがよく流れてきて、そのことにやや驚いています。
 たしかに映像で流れてくるあの惨状、予断を許さない原発の問題などを考えると、浮ついたことや晴れがましいことをするのは抵抗があるに違いないのですが、地震の直接の被害を(食器や本棚などの小さなこと以外には)受けていないまでも、停電などで日常生活に大きな多少は影響を受けていた立場から発言すると、「いつもの生活」が営める状況にある人たちには、なるべく「普通の生活」を営んでもらって、1日も早く、復興へ向けて流れを作ってほしいなあ、と思うのです。
 とはいえ、私自身も、東京ではできなかったショッピングも名古屋でなら気持ちが解放されてできるかしら、と考えていたところ、名古屋駅のデパートで春物衣料の軽やかな色合いを目にした一瞬は気分が浮揚したものの、やはり心のどこかに鉛のように重荷をかかえていたようで、結局、ウィンドウショッピングを楽しむことはできませんでしたから、人のことは言えないのですけれど。(でも、こちらにいるうちに1度はチャラチャラとお買い物を楽しむつもり!)
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# by thebrandywine | 2011-03-20 23:32 | その他いろいろ

「ヤシマ作戦」

趣旨に賛同します。

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もう細かいことはあまりごちゃごちゃ考えずに
自分にできることをできる範囲で粛々としてみようと思います。
我慢ではなくチャレンジとして。



■ 「ヤシマ作戦について
■ 「傍観者ではなく“当事者としてできること”--東北地方太平洋沖地震
■ 「被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ〜僕の浅はかな経験談〜
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# by thebrandywine | 2011-03-14 16:40 | その他いろいろ

茶太郎+ぴーこのおばかな日常: ぴ「うりゃー!」 茶「ぐぇぇぇ~」


by thebrandywine